人民元切り上げ圧力に屈してはならない

2009年11月14日

「革命無罪、造反有理!革命無罪、造反有理!」

仙谷由人行政刷新担当相は、「事業仕分け」について「予算編成プロセスのかなりの部分が見えることで、政治の文化大革命が始まった」と意義を強調。

毎日新聞「仙谷行政刷新相:「仕分け後、政治判断」−−毎日フォーラムシンポで

すごいねぇー、自分で言うか(w

どこから突っ込んでいいやら激しく困ってしまいます。自虐ならわかるのですが、これで「意義を強調」って、ねぇ(w

「政治の文化大革命」って。政治以外の文化大革命なんてあるのかしら。いったいどういう認識を・・・

官僚どもをジェット式で吊るし上げ、国民目線とやらで罵倒するのが仕分け作業の本質であると吐露したわけですね。そして日本を今後10年間にわたり革命の名の下に破壊しつくしペンペン草も生えない・・・。先の総選挙で民主党に一票を投じた人たちが紅衛兵というところでしょうか。

おざーさんが毛沢東。現内閣が中央文革小組で、四人組はポッポ、年金のスペシャリストや国交大臣あたりでしょうか。江青は蓮舫あたりが似合いそうですがまだまだ役者不足。今後の成長に期待でございます。

紅衛兵を扇動した談合メディアが林彪。いや、おざーさんと談合メディアの位置は逆でしょうか。両者が対立する日は来るのでしょうか。

他国ならニヤニヤしながらヲチできるのですが・・・

表題の件。

広東省党委員会機関紙『南方日報』の14日付の記事をば。

人民元の切り上げが再び盛んに論じられるようになっている。ウォッチャーは、これは今月行われるアメリカ大統領オバマの中国訪問における重要な議題となる可能性があると見ている。実際、最近、中米貿易摩擦が頻繁に取り上げられているのは、アメリカからの人民元に対する圧力の重要な信号であると見られている。

最近、中央銀行が発表した為替レートに対する新たな表現を引用し、海外メディアは”人民元の切り上げだ”と騒ぎたて、更には西側各国の”口誅筆伐”を招き、方々で貿易の不均衡の原因を人民元が低く抑えられているせいにしている。これと同時に、国際資本は香港株式市場において混乱を引き起こしており、人民元の切り上げによって一儲けしようという目的で、ホットマネーの香港や内地への流入が加速している。

西側国家のこのような行為は、自身の利益を守るためのものであり、中国のGDPの急速な成長への嫉妬であり、更にはこれを利用し国内の民意を鎮めようと企んでいるのだと指摘する専門家もいる。世界銀行副総裁兼主席経済学者・林毅夫は、人民元の切り上げは、世界経済がバランスを回復するのになんら助けとはならず、かえって世界経済が回復し始めた状況を阻害するかも知れないと述べた。

オバマの訪中前夜、”人民元切り上げ”という西側からの圧力

今週の水曜日、中央銀行は『中国貨幣政策執行報告(2009年第三期)』の中で、「国際資本の流動性と主要貨幣の変動」、人民元の為替レート構造の改善とを結びつける指摘を初めて行った。この報告が発表されると、人民元がすぐに切り上げられるのではないかといったさまざまな噂が広がった。

ここ最近、海外メディアは常に”人民元の切り上げ”で騒いでいる。西側が中国に人民元の切り上げを要求している主要な原因は、世界の貿易不均衡の是正の助けとするためである。彼らは、輸出大国として、中国は人民元レートを高めるべきで、輸出を減少し輸入を拡大し、西側に対する貿易黒字を引き下げ、そうすることで貿易における”再バランス”が実現するのだというのだ。

同時に、欧州中央銀行総裁トリシェやIMF、アジア開発銀行、日本の官員を含め、政策決定者たちは、みな人民元の切り上げを呼びかけている。

「まさにアメリカが中国に対して貿易戦争を発動したかの如く、西側の要求の背後には別の原因、中国に対して世論が圧力を加えており、中国の経済回復の速度が比較的速いことに対して嫉妬している者もおり、本国での政治的資本を掠め取ろうという動機があるのだ」とHSBC中国主席エコノミスト屈宏斌は言う。

JPモルガン・チェース中国地区副主席[Gong]方雄は、アメリカの失業率が絶えず高まり、オバマは国内における圧力が徐々に大きくなってきてる、と広州で一昨日、本紙記者に対して述べた。「アメリカは事を起こすには民意が必要であり、これはアメリカが中国に対して非常に多くの反ダンピング案件が次々と出されている原因なのだ」。

国際ホットマネーの流入加速

このほか、中国が直面している圧力に、怒涛の如く流れ込んでくる国際ホットマネーがある。著名なホットマネー研究の専門家、広東省社会科学院産業経済研究所副所長・黎友煥は、同研究所の観測によると、今年の6、7、9、10月の四ヶ月のホットマネーの流入速度は、2002年以来最速となっているという。別の関連データによると、3月から9月までに増加した外貨準備高の総計はすでに2,190億ドルに達しており説明しようがないという。専門家は、国際ホットマネーが含まれていると認識している。

切り上げは世界の回復の芽を摘むかも知れない

西側が貿易不均衡の原因を人民元が低く抑えられていることにあると擦り付けていることは、専門家たちの間では大笑いされている。フランスの『欧州時報』は、このような論理は新たさがなく、このような要求は明らかに西側が自らの責任を逃れていることを示すものであるとしている。

屈宏斌は、「西側国家が生み出している貿易赤字は、経済のグローバル化や国際資源の流動の自然な結果であり、中国にその原因があるわけではない。人民元の切り上げは、確実に西側国家の貿易赤字にある程度の影響を与えるが、絶対にこの問題の主要な原因ではない」という。

「現在のところ中国の貿易情勢は好転し始めたところで、人民元の価値を軽率に引き上げることは中国経済を傷つけることとなる」と中国外為投資研究院院長・譚雅玲は昨日、本紙の記者に述べた。

実際、人民元の価値を引き上げることは”ゼロサムゲーム”ではなく、西側にとっても利益とならず、”レンガで自分の足を打ちつける”ようなものだ。世界銀行副総裁で主席エコノミストの林毅夫は、人民元の切り上げは世界経済のバランスの回復の助けにはならず、逆に世界の回復の芽を摘むこととなるだろうとはっきりと指摘している。

林毅夫は、当面の世界経済は緩やかに上向いているが、回復の勢いは不安定であり、さまざまな不悪低要素が存在しているという。「人民元の切り上げは、アメリカの消費者にとって輸入商品が高くなるだけで、中国製品じゃなくとも、そのほかの国の商品であっても、それらの商品は根本的にアメリカ本土で生産されていないからだ」という。

「短期的な外為処置は、世界的な経済構造の不均衡を解決することはできず、世界のそれぞれの経済対が共同で努力し、構造改革を進めなければならない問題なのだ」という。更に林毅夫は、アメリカは清朝に財政赤字を管理する必要がある一方、中国も貯蓄率を下げる措置を取り、医療などの社会保障システム建設に資金を投じ内需拡大を図らなければならない。

専門家曰く「人民元の短期間での切り上げは難しい」

次々と圧力に直面しているが、人民元の短期間での切り上げの実現は難しいだろうと多くの専門家が述べている。屈宏斌は、中央銀行の新たな言及は、人民元の為替レート問題を注意し始めたことを反映するもので、現在の政府は輸出を拡大し、経済回復を加速させることを考慮しており、急速な政策の調整を行うことを意味するものではなく、このため、人民元は年末までに切り上げられることはありえないと言う。

「外為制度は本来、各国が自身の利益を維持する重要な手段の一つだ」、中国は簡単に外圧に屈するべきではなく、自信を持って自らの声を発するべきであると譚雅玲は率直に述べた。「中国経済は回復し始めたところで、我々はどうして価値を高めて自らの輸出を抑えなければならないのだ?」

人民元は自らで価値を定め評価する能力を強化しなければならず、そうしないと外部の世論によって簡単に価値を定めたり、盲目的に潮流の中で価値を確定するようなことになるだろうと譚雅玲は更に指摘する。彼女は更に、外界の人民元切り上げに対する圧力が続き減少することのない状況の下、中国はさまざまなことを考慮し為替制度を改善し、人民元が一方的に切り上げられるとする予測を打破しなければならず、まずは為替レートを制御する水準をはっきりとさせることが重要であるという。

ホットマネーの問題に関しては、広東省社会科学院・黎友煥は、冷静さを保持し「ホットマネーの統計方法に問題があり”解釈不能な外貨準備の増加”のすべてがホットマネーとは限らない」という。譚雅玲も「流れ込んでいる資金すべてがホットマネーじゃない!当然その中には肯定的な投機、投資もある。短期間に流入したものだけがホットマネーだ」という。

同時に譚雅玲は、ホットマネーの経路からその影響を制御するよう提案もしている。彼女は「ホットマネーが中国に入ってくるのは、主に不動産市場と株式市場を介して資産価値を引き上げ利益を得ている。このため中国政府は市場の監視力を高め、できるだけ早くホットマネーによって中国市場が膨れ上がり中国経済を傷つけることを防ぐ措置を打ち出さなければならない」という。

南方日報「人民幣升値圧力[dou] 専家力挺“中国説不

「守銭奴広東人め」と北京が思っているかどうかはわかりませんが、人民銀行による燃料投下もありオバマ訪中を直前に控え再びかしましくなっております。

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posted by タソガレ at 23:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 経済関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

胡錦濤、マラッカ海峡を視察す

まずは12日付の香港紙『明報』をば。

国家主席胡錦濤は今日、シンガポールで引き続き訪問日程をこなしているが、これより前、20時間あまりのマレーシアでの「疾風式」訪問期間に、自ら時間を作りマラッカを訪問した。北京人民大学国際関係学院教授・時殷弘は、本紙の取材を受け、マラッカ海峡は中国のエネルギー輸入の「生命線」で、胡主席自らこの地を訪問したことは、中国の戦略的触手がすでにこの地まで延びていることを表明するものであると述べた。

通過船舶の60%が中国に

『星州日報』は、マレーシア外相アニファが、訪問スケジュールは過密であったがマラッカ訪問は胡主席自ら申し出たものであると語ったと報じている。マラッカはマレー半島南部に位置し、マラッカ海峡に面している。時殷弘は、マラッカ海峡の常に中国のエネルギー輸入、特に原油の海上における生命線であり、胡錦濤自らがマラッカ訪問を申し出たことは、国際社会に中国はエネルギー安全保障戦略に関心を持っていることを示すものであるという。中新社の報道によると、世界の4分の1のタンカーがマラッカ海峡を通過しており、この海峡を毎年5万隻の船舶が通過しており、そのうち60%近くが中国に至るという。

(後略)

明報「胡錦濤主動要求訪馬六甲 關注中國能源生命線

官報(人民日報)の報道から胡錦濤のマラッカでの発言箇所を中心に。

マラッカ、マレー半島の歴史の中で最も悠久な古城であり、中国の明朝の航海士・鄭和が西洋への航海の仲で何度も訪れた場所であり、マレーシアが西側の植民地統治を脱し、独立を宣言した場所・・・・現地の人々は「マラッカの歴史を理解することは、マレーシアの歴史を理解したことを意味する」といつも言う。

歴史の声はマラッカ海峡の波音とともに聞こえてくる。11月11日午後、マレーシアを公式訪問中の国家主席・胡錦濤はマラッカにやってきた。(中略)

胡錦濤は双島城の岸辺にあるマラッカ海峡の石碑の傍らから、双眼鏡太平洋とインド洋とが繋がっている広大な海域を眺めた。水天の際、碧波蕩漾し、雲霞の下、艨艟巡行す。胡錦濤は、海峡の状況、港湾建設などの状況を仔細に質問した。現地の官員は、現在のところ世界の海上貿易の25%がマラッカ海峡を通過しており、1日の通行船舶数は200隻以上であると説明した。

(中略)

「私はマラッカ海峡が世界で最も混雑した水道のひとつであると聞いていたが、今日ここに来て確かに百聞は一見にしかずであった。今から600年前、中国の明朝の航海士・鄭和は何度もここを通過していたが、現在ここを航行する中国船籍はだんだんと多くなっている。我々は中国とマレーシア両国人民の伝統的友誼を継承し発揚しなければならない」と胡錦濤は訪問の最後に現地同伴人員との談話の最後を締めくくり、中国マレーシア両国人民が共に感じていることを語った。

(後略:鄭和は、平和的に文化交流などを行い現地の発展と繁栄とを促進し、マラッカの人々は感謝の意から廟などを作った・・・云々)

人民日報「傾聽歴史的訴説――胡錦濤訪問馬六甲海峽側記

マラッカ訪問では、現地博物館をも訪れ、マレーシアと中国との”暖かな”歴史を満喫したようでございます。

また、12日に行ったシンガポールの総理との会談の中で胡錦濤は、次のように述べたと新華社が報じています。

胡錦濤は中国シンガポールの新たな互恵協力を深化させるべく六点の提案を行った。 (中略) 第五、防衛安全保障協力を強化する。双方の交流を強化し、協力レベルを押し上げ、人道主義的援助、海上合同捜索、マラッカ水道の安全、反テロなどの新たな安全保障領域での協力を大いに発展させる。 (後略)

新華網「胡錦濤會見新加坡總理李顯龍

日本もこのタイミングでマラッカ海峡を友愛海峡と命名しなければなりません(棒

胡錦濤はマレーシアでは、元首、総理と会談を行っていますが、マラッカ海峡の安全保障の話は出なかったようです。

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posted by タソガレ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする