麻生さんが首相となり内閣が発表されました。総裁選の時からそうでしたが、全力で民主党への攻撃が始まっております。閣僚名簿を麻生さん自らが発表するということも、その攻撃のひとつの形かと。
新内閣は、麻生色を抑え、総選挙に向けて挙党体制を優先するような形になるかと思っていたのですが、キーとなる箇所は完全に麻生色を色したのではないでしょうか。財務大臣と金融担当大臣とを以前から言っていたように兼任にして昭一さんを、防衛大臣には浜田義一を配置し、経済対策とテロ特措法への布陣を敷いているという印象を受けました。
いや、まー、残りの人がどんな人か知らないだけですけど(w
福田さんの辞任によって混乱し麻生さんが総裁に選出された日本の政界についてのインタビュー記事を新華社より。
司会者:日本の首相はどうしてなるのが難しいのですが?
高洪(社会科学院日本研究所政治室主任):いくつか統計の数字を上げることができます。第二次大戦後、先進国の首相の在任期間は日本が最も短いのです。小泉純一郎の5年半を含めても。第二次大戦後、日本の首相の平均就任期間は26ヶ月ですが、同様にドイツの首相は88ヶ月です。次のような計算もあります。戦後日本は29人の首相が交代し、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツでは最も少なくて8人、割いたでも13人です。これには当然、大統領を含みます。日本の最高指導者の交替が、他の西側の大国と比べて大変多く、2〜3倍ほど多いのが見てわかる。原因は何処にあるのでしょうか?原因は非常に多く、専門家の意見も様々です。私は、本質的な原因が2つあると思っています。一つ目は、政治構造における問題です。私達は、日本はいわゆる議院内閣制であると知っていますが、議員内閣制は大統領制に比べて安定性に欠けています。
(中略:大統領制と議院内閣制の違いの説明)二つ目は、政治文化方面の問題です。政治文化は、政界自身の一種の政治的素養や指導行為を判断する政治的価値観で、国民が選挙で政治指導者を考慮するということを指します。日本の現在の政治舞台における、最大のあるいは最も致命的な問題は、総裁選挙でもなければ、いわゆる総選挙でもありません。これらは両方とも手段に過ぎず、目的ではありません。自民党総裁を選ぶのは、首相に当選するための手段で、首相に当選すると、解決する問題とはどのようなものですか?最も重要で、最も本質的で、最も具体的に実質的な意義のある問題は、”ねじれ国会”で、執政与党が衆議院をコントロールし、野党が参議院をコントロールし、衆議院と参議院の意見に差異があって、各種意見や法律が阻害され、ひどい場合は否決されている。これが日本の政界の現状です。いわゆる”ねじれ国会”、これは衆参両院が異なる党によってコントロールされていることです。議会制度において、これは特別なことでしょうか?特別ではありません。イギリス、ドイツでも出現したことがあります。このようなことは致命的なことではなくて、いくつかの国家が二院制を敷いており、対話と協調を経て一致を求めているのだ。しかし日本では違います。日本は東方民族で、議会民主制だが、55年体制下の角と角とをぶつけ合うという影響が残っていて、つまり、闘争しぶつかって相手を引き摺り下ろすということだ。日本の二院制は絶対に対話することがありません。参議院を制御してしまうと、相手のあらゆることを阻止し、法案が提出されるたびに破棄してしまうのです。執政与党は参議院に阻止されるので、毎回衆議院に持ち帰り三分の二で可決せざる得なくなっています。安倍が退いたのはこのためで、福田も当然、これが原因でした。しかし、これはひとつの重要な原因で、”ねじれ国会”が解決できなければ、解決できなければ、誰が登場しても困難は変わらないのです。今、”ねじれ国会”の問題が解決できなければ、総選挙後も解決できなければ、如何なる政権になるにしても不安定なものとなり、自民党が与党になろうが、民主党が与党になろうが、国会内が現在のようなねじれ状態であれば、日本の政治文化は安定することはなありません。これが日本の政治的ハイエンドな文化です。
(後略)
新華社「高洪解読“[手丑]曲国会”下的麻生当選」
この後、小泉劇場を例に挙げて大衆政治文化の話が続きます。
そして、「これだけ政治が混乱しているも関わらず日本という国家が混乱に陥らないのはなぜ?」という質問に対しては、政治と官僚とがお互い独立しているからだという話へと続きます。政治家と官僚とが独立しているということを、中国人には把握しにくいようで、「省長は政治家?副省長は官僚?」、答えられないと。
官僚は、どのような政党にも属していないという点にまで話は触れますが、すかさず、この制度が絶対正しいというものではなく、それぞれの国情に合わせた制度にすべきなのだと中国内の政治体制を評価することをうまく避けております。
この高洪のおっちゃん、「○○は手段であって目的ではない」という麻生さんがよく使うフレーズを使っていたりして、かなり麻生さんについて研究しているのだなというのが伺えるのですが、このインタビューの中で麻生さんを高く評価していたりもします。曰く・・
多くのメディアが、麻生は大口なだけだと報じているが、これは簡単すぎる。これらの言い方に私は賛同しません。麻生太郎は、彼の家族の政治的背景、また本人の政治的意思は軽視できず、彼は過去にスポーツマンであったこともあり、実際に非常に強い人間であり、政治的な智慧を非常にたくさん有してもいるのです。
新華社「高洪解読“[手丑]曲国会”下的麻生当選」
以下、現在の良好な日中関係は変わらないという話へ移行するので、中国内での麻生警戒論への火消しの意味もあるでしょうが、こういった中国側の評価はなかなか日本のメディアは報じませんね。何故でしょう(棒
第一次麻生内閣閣僚記者会見
「共同通信のヤクマです、近く解散総選挙が〜」、さて何回聞いたでしょうか?
| 内閣官房長官・河村建夫 |
総務大臣・鳩山邦夫、外務大臣・中曾根弘文 「朝日新聞に死神と呼ばれた鳩山邦夫でございます」 共同通信「靖国行くの?」 |
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財務大臣兼金融担当特命大臣・中川昭一、厚生労働大臣・舛添要一 「財務省は大事な役所だとさっきおっしゃってましたぁ」 「民主党は遺物に戻せとおっしゃる」 |
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農林水産大臣・石破茂 ネチネチとマジレス 「石破茂ブログ」、お勧めです。 |
| 経済産業大臣・二階俊博、国土交通大臣・中川成彬 高速道路をもう作らないのかい? |
環境大臣・齊藤鉄夫(公明党)、防衛大臣・浜田靖一 新たな産業革命は日本がリードする |
| 国家公安委員会委員長・佐藤勉、規制改革担当大臣・甘利明 役人は使い倒す。 |
個人的にお勧めなのは、甘利さんの会見。



いいブログですね^^
最近退屈な日々にリセットしたよ