沖縄にラプターが暫定配備されるということで、ラプター関連記事を19日付の中国の対外ラジオ局、国際在綫(CRI)から。
米軍では消費できず、イスラエルが購入をせがんでおり、輸出禁令が破られるかも知れない
16日、ロッキード・マーティン社は、ロイターの記者に対して、F-22”ラプター”ステルス戦闘機は核抑止力に相当する作用をもたらすことができると語った。最近、F-22ステルス戦闘機の将来の展望に関する問題が、様々なところで論争の焦点となっている。その価格が高価で、更にアメリカ国防長官ゲイツもその活用性に疑問を呈していることから、ペンタゴンがF-22プロジェクトの予算を削減する可能性があり、更には取り消すことも考慮しているのだ。一方、イスラエル国防部官員は、メディアに対して、もしアメリカがF-22の輸出禁令を破棄できるのなら、イスラエル空軍は値段に関係なく速やかに購入するだろうと公言している。
F-22戦闘機は再生産されるのだろうか
米軍参謀長連合会議主席のキャメロンは最近、「我々はすでにF-22を保有しており、現在の問題は、我々は将来どのぐらいF-22を必要とするかなのだ。予算を圧縮し、できるだけ支出は削減することは、国防省だけでなくアメリカ人にとっても非常に重要なことだ。この巨額の支出計画プロジェクトにすでに投資していることに対して、私は非常に失望している」と語った。
アメリカは、”ラプター”プロジェクトにすでに650億ドルをすでに投じており、F-22、1機当たりの研究開発や部署費用は、3.5億ドルにも達している。アメリカ空軍はすでに合わせて183機のF-22を発注し、協議によって、製造はロッキード・マーティン社が2010年までに戦闘機の製造を終えることになっている。しかし、もし新たな発注がなければ、ロッキード・マーティン社は生産ラインを閉鎖せざるを得ず、数千人の工員が職を失うこととなる。ロッキード・マーティン社は、絶えず新たな発注を求めており、この会社の関連責任者は16日、再度F-22の威力を強調し、「私が見るところ、アメリカの核抑止戦略に代替となりうるものはこのF-22戦闘機だけである」と述べた。F-22は、アクティブフェイズドアレイレーダーを装備し、超音速巡航能力を擁し、超視距離戦闘が可能で、高度な機動性を備えており、レーダーと赤外線追跡を回避することができ、ステルス性が非常に強い。その戦闘能力は現役のF-15の2〜4倍と見られている。
F-22計画を支持している一部の人々は、ロシア製戦闘機の性能が絶えず向上しているので、アメリカは更に多くのF-22戦闘機を装備し、これから割きも戦争における制空権をしっかりと把握しなければならないともいう。また一部の国会議員は、軍側はF-22戦闘機購入計画の停止を慎重に考慮しなければならず、少なくとも今は、このような現在の最先端戦闘機の購入を停止すべきではなく、飛行機製造業の関連企業の数千の職場を保護すべきであるとも述べている。
多くの国がアメリカの解禁を待ちわびている
聞くところによると、アメリカ空軍は、60機のF-22を新たに購入することを考慮している最中で、空軍官員は、新たなF-22の購入は、アメリカの潜在的戦略的ライバル――中国に対するためでだと語っている。イスラエル国防部の某官員は記者に対して、アメリカ空軍が60機のF-22を新たに発注したことは、アメリカ議会がこの戦闘機の輸出制限を終結することを後押しするものだと語った。イスラエルは、アメリカの新政権登場後、再びアメリカが早期にこの戦闘機の輸出を批准させるよう遊説活動を再開するようだ。
”ラプター”が採用している技術は極めて敏感で先端であるため、アメリカは、これらの技術が流出し、彼らが敵対国と想定している国家の手に落ちることを防ぐために、この戦闘機の輸出を厳格に禁止している関連法案を制定している。しかし、現在アメリカが直面している難題は、もしF-22の輸出禁令を破棄しなければ、1機辺り3.5億ドルにも達する販売価格を承諾しなければ、販売数が少ないために、生産会社が人員を削らざるを得ないということだ。現在、F-22に対して強烈に興味を示している国家はイスラエル以外に、日本、オーストラリア、韓国などがある。現在イスラエルが放言している、値段がいくらであろうが購入したいという話は、アメリカ地震が更に発注を増やす事ができない状況において、これはアメリカ議会がF-22戦闘機の輸出解禁への動きを大いに後押しすることだ。
実際、アメリカ国防長官ゲイツが最近オーストラリアを訪問した際に、アメリカ議会は再度F-22の禁令の削除を考慮するかも知れないということを暗示していた。「アメリカはアジア太平洋地域の抑止作用を確保するため、アメリカはある種のバージョンのF-22をアジア太平洋の盟友、例えば日本やオーストラリア、インドに供給することを考慮さぜるを得ない」
多くの盟友からの強烈な要求に加え、アメリカの軍需産業の絶え間ない広報活動によって、現実的な利益を考慮し、アメリカ議会がF-22の輸出解禁は、もはや時間の問題であるとアナリストは認識している。更にアメリカ空軍も、西太平洋地域における抑止態勢を強化にF-22を用いている。アメリカ空軍のサイトの16日の報道によると、アメリカ空軍は来年1月に、日本とグアムにそれぞれ12機のF-22戦闘機を、3ヶ月間配備するという。
解放網「美国為"猛禽"戦机找出路,出口禁令将被廃?(国際在綫)」
「核抑止力に相当する作用を有している」、日本にとって、なんとも魅力的なキャッチコピーですね。
F-22の輸出先リストにインドも含まれていますか、ふむ〜。
ちなみに上記の解放網の記事には、ラプターの写真と共に日本が開発しているステルス機”心神”の写真も添えられています。




