税金うpで万人規模の大騒動

2009年06月17日

このご時世で税金をうpすりゃ、そりゃー暴れまっせ。

china0276.jpg
博訊網「江西南康群体性事件,掀翻警車 堵塞交通

『RFA』より。

江西省カン州南市政府が地元家具業界に対する新たな税制政策を発表し、予定通りに今週の月曜日から施行したところ、この日の朝から1万人ほどの現地業界人らが集まり、国道105号線にある家具百貨店で抗議し始め、十数台のパトカーを破壊した。昼頃、群衆はカン粤高速道路まで移動し抗議行動を続け、現場を目撃した市民・胡さんは取材に対し、「午前9時に家具百貨店のオーナーが2台のトラックで国道105号線の交差点を塞ぎ、秩序を維持しようとやってきた警察と衝突が発生し、7台のパトカーがひっくり返され、野次馬もたくさん集まってきて、1万人ぐらいになった。ご飯時になって、国道105号線の交通が回復し、抗議の群衆はカン粤高速道路の南康出口で車を塞いでいた。2時に高速道路の交通が完全に止まっているのを見ました。現場の群衆は1万人を超え、パトカーも十数台ひっくり返されていた」と語った。

現地政府は、事態を収拾するために、午後、携帯電話会社を通じて「市委員会市政府は検討の結果、予定通していた6月15日から家具税の徴収管理方式の施行をしばらく見合わせることを決定した。市民の皆さん、そして各家具業界のオーナーは互いに自制し冷静になるよう呼びかけ合いってください」とのショートメッセジで何度も公告を発信した。

南康市政府情報センターの職員は、月曜日午後、取材を受けた際に、関連の抗議を引き起こした徴収管理方式の実施をしばらく見合わせたことを認めた。「現在処理中で、これは我々政府が発した携帯のショートメッセージなので正確ではありません。家具オーナーは政府の政策についていくつかの誤解があるのです!何でもないよ」と述べた。

この市の家具問屋・呉さんは、取材の際に、執行がしばらく見合わされたことは政策を取り消したとうわけではなく、同時に政府の指導者は最後まで出てこず、ショートメッセージで業界の代表者を選んで政府と談判を行おうと要請するというやり方は、罠ではないかと疑い、「しばらく見合わせるということは後に実施するということだ。その後またメッセージが来て、5時に指導者が市政府信訪処で待っているので、あなたたちの家具業界代表者は来てくださいとあった。行く奴なんていないよ、行く奴は間抜けだけだ!代表に選ばれた奴がリーダになって、行ったら帰ってこれねーよ」と語った。

市の交通警察大隊の隊員は、午後5時半に取材を受けた際に、大規模な抗議活動の中でパトカーがひっくり返されたことを認め、負傷した隊員がいると述べ、そしてすでにカン州市は特別警察の増援を要請したと語った。「現在、我々交通警察がこの件を処理することはできない。国道や高速道路が全て塞がれ、午前から現在まで全て片付いていておらず、我々の車もひっくり返されて、怪我人まで出た。現在、数箇所の部門が市内を中心に処理を行っている。(公安防暴は出動していないのか?)出動している。カン州の特別警察は全て出動しているようだ」と語った。

聞くところによると、現地に駐在している政府の宣伝車や付近の管理センター内の百名の特別警察に向かって、小石やペットボトルなど様々な物が投げつけ、そのうち数名の過激な抗議者が逮捕され、群衆は次第に散っていったという。午後9時でも二、三千人ほどの野次馬がいて、市民の胡さんが言うには「30人ほどの防暴警察が一隊となって政府宣伝者が大きな音で現場から退去するよう言い、群衆を追い払い、高速道路の方も散っていた」という。しかし。両百个武警の高速道路管理センターの敷地内に、群衆は小石やペットボトルを投げ入れたり、塀を登った者もいたという。数名の過激な者は逮捕され、9時で野次馬は二、三千人いたという。

目撃者が一日中、大規模な抗議活動を実況撮影したものを当ラジオに手渡してくれた。家具百貨店からカン楡拘束道路まで、人の海が取り囲んでいる状況やパトカーがひっくり返されているところ、宣伝車と警察が人々を追っ払っている場面が写っている。

江西省南康市は、中から低級の製品を卸している数千件の家具メーカーがあって、政府は先日、今月15日から家具業界税率を売り上げの4%にまで引き上げると公布し、業界内ではこの税率は利潤を超えるもので生存の危機をもたらすとして、このような大規模な抗議が発生し、呉さんは、「商売するには税を納めないといけないが、問題なのは突然で、しかも4%と非常に厳しいものであるということだ。我々は卸売り業で、利潤は非常に少なくて、普通でも6〜8%しかなく、国税と地方税を合わせると6%で、更にいくつかの工場は税の工面をしなければならず、だからみんな騒いだのだ。南康の市場には数千件の店があって、全国の家具卸売り市場のトップ10に入っている」という。

RFA「江西家具城万人抗議税率猛漲

抗議する側も鎮圧する側も携帯はすでに必需品♪

当局もこの衝突の発生を認めており、新華網がこれを報じております。

この記事によると、事件発生直後に省書記が動き、新税制の「廃止」を決め、これを全メディアを動員しての拡散を命じたとあります。本当であるのなら、かつてないほどの素早い反応だと思います。

これが、地方の警察幹部を北京に集めて行った暴動鎮圧講習の成果でしょうか。それとも単に省書記が、当初から新税制導入に関心を持っていたということでしょうか。

というのも、リーマンショック後、直ちに発表され世界中の称賛を得た4兆元の内需刺激策なのですが、中央と地方との財源の負担割合を巡り話が思うように進まず、景気後退で地方の税収が落ち込む中、地方の負担が大きく重く、厳しい局面を迎えているなんて記事を、ちょくちょく見るもので、今回の税率の引き上げの背景に末端政府のこういった厳しい懐事情があるのなら、ちょいと剣呑だなぁと思った次第。もしそうなら省トップの素早すぎる対応も頷けるかなと。

地方官吏が暴利を貪ろうとしただけなら単なる日常風景でどってことないのですが。

それにしても地方では民が官を襲撃する事態が、珍しくない、日常茶飯事な風景となってしまいました。パトカーがひっくり返ったり、派出所が燃えるぐらいでは驚かなくなって久しいです。

ブログランキング ←宜しければランキングに1票をお願いします。

posted by タソガレ at 00:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 暴動・衝突・争議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのTrackBack URL http://blog.seesaa.jp/tb/121649362

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: