軍を動かしちゃうよ@尖閣沖不法操業船長逮捕

2010年09月18日

ちょいと古いですがコメント欄で触れた、戴秉国が日本大使を未明に召喚するという小学生でもしないような嫌がらせをした翌日の『香港文匯報』の社説をば。

中日は、日本が釣魚島海域で不法に中国漁船を拿捕したことを引き金に外交戦がどんどんとヒートアップしている。中国国務院・戴秉国は12日未明、急遽日本の駐中大使・丹羽宇一郎を召喚し、重ねて中国政府の重大な関心と厳正な立場を表明し、日本側に情勢判断を誤らず、賢明な政治的決断を行い、中国漁民と漁船とを即刻送還するよう促した。日本が拿捕した中国漁船に現場再現を行い証拠を聴取したことに対して、中国外交部スポークスマンは、中国側は日本側が不法に拿捕した中国漁船に対して如何なる形式での所謂調査にも断固として反対し、日本側の所謂証拠聴取は不法、無効、徒労であると厳正に指摘した。中国側は、日本は事態をエスカレートさせる挙動を停止し、無条件で人員と船とを即刻解放するよう要求する、これが問題解決の唯一の道である。

釣魚島問題において、中国側は釣魚島及びその付属する島嶼は古来より中国固有の領土であり、中国はこれに対して争いようのない主権を擁していると既に何度も明言している。釣魚島及びその付属する島嶼は、74万平方キロの「排他的経済水域」を擁しており、中国の南沙諸島海域の合計とほぼ同じである。釣魚島は、台湾と中国大陸及び日本の沖縄の中国側にあって、西太平洋の第一列島線であり、戦略的地位は非常に重要である。日本が今回不法に中国漁船と漁民を拿捕し事件を悪化させたのは、公然と釣魚島を占領しようとするものであることは明白で、完全に情勢を見誤ったものである。戦略的意義と戦略的資源の観点から、釣魚島問題は極めて重要で、中国は国家が辱められ、固有の領土が占領されたことを容認することは絶対にできず、日本はくれぐれも計算間違いをしてはならぬ。

中国は厄介ごとを引き起こさないが事なかれ主義でもない。かってインドの国境地域での蚕食行動に対して、中国は交渉の成果がない状況下で、毅然と国境反激戦に打って出た。旧ソ連の強大な軍事的圧力に直面し、やはり中国は珍宝島で迎撃した。ベトナムが旧ソ連の支持を頼りに、中越国境で頻繁に事を起こした際、中国は自衛的反撃を決断した。日本がもし状況を誤れば、必ずやその報いを自ら受けるだろう。

今回の釣魚島事件は、日本は横暴理不尽、そして後ろ盾があり恐れずに、中国に剣を突きつけているのだ。中国は当然、外交を含む政治的な方法を通じて、中国の領土の主権と国家の尊厳とを守らなければならない。中国は即時、漁業監視船を釣魚島海域に派遣したことは、中国漁民の生命と財産の安全を保護するだけでなく、中国の釣魚島の主権を真っ向から宣言したことにもなる。日本が依然として譲歩しないことを鑑みて、中国は外交上における圧力を更に加えることのほか、後続の対抗措置を次々と繰り出すつもりだ。中国の今回の確固不動たる行動は、釣魚島の主権を守り、尚且つ全面的に国家の主権と領土保全とを守る決心を示すものでもあるのだ。

香港文匯報「中國絶不退讓 日本勿誤判形勢

数字の正確性は知りません。

もういっちょ『香港文匯報』より、14日付の記事をば。南シナ海問題で強硬姿勢の論陣を張った海軍少将・楊毅が取材に応じております。

(前略)

日本、引き続き「駆け引き」を求む

中国国防大学戦略研究所所長、海軍少将・楊毅教授は本紙に対して、中国漁船拿捕事件はここ最近の中日間の一大危機ということができると形容した。この間、中国は最大限の抑制を維持してきた。昨日未明、中国国務院が急遽日本の大使を召喚し、日本に情勢判断を誤ってはならないと促した。楊毅は、これは「中国側が外交レベルの動きで既に極限に達したことを日本に教えたものであると言え、これは既に非常に厳しい警告である」と述べた。

中国人民大学国際関係学院副学院長・金燦栄は本紙に対して、日本が中国の船長を未だに釈放していないことは、船長の裁判を通じて所謂「管轄権」を公示し、その国内法が有効であることを証明し、これによって中国との外交ゲームで小さな範囲での勝利を獲得し、同時に戦略上において中国と騒動を起こすことを避けようとしていると思われると述べた。

中国社会科学院日本問題専門家・王鍵は、日本が未だに船長を釈放しないというやり方は、自ら中国と「駆け引きをする」余地を残そうとするものであるが、日本のこのような国内法を用いて中日漁業紛争を処理するようなやり方は、中国側は絶対に受け入れることはできないだろうと言う。

金燦栄は、日本に今回見られたような強硬姿勢は長期間にわたれば日本にとって好ましくなく、日本の強硬は単に中国民衆を更に釣魚島問題に注目させるだけで、中国政府のこれからの政策決定の面で更に大きな国内圧力となり、更には中国に海上パワーの発展の加速を促すこととなるだけである。

中国は未だ軍事的圧力は加えていない

海軍少将・楊毅は、中国は現在のところ政治的なものだけで軍事的な対日圧力はかけていないのは、日本に余地を与えているものであり、事態のコントロールを失うことを防ぐためであると述べた。日本は情勢をはっきりと見つめ、中日戦略的互恵関係維持という大局に立ち、事件を適切に処理することが、より日本自身の利益となるのだ。

香港文匯報「專家解讀:外交空間已盡 中國發最高級別警告

かっ飛ばしております。

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posted by タソガレ at 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東シナ海・尖閣諸島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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