相変わらず『江沢民文選』学習運動が行われている中、解放軍の上級人事や各軍区の人事異動が行われ、北京から中央監察委員100人ほどが上海に派遣され常駐で保険疑獄の調査を開始し、南京では欠席裁判で日本人著者と出版社に有罪判決が言い渡され、瀋陽では300人ほどが日本領事館前でデモを繰り広げ、人権活動家や民主活動家らが相次いで拘束されたり、武大偉がアジア担当を外され外交部内でも人事異動が行われる気配がしたり、北朝鮮が核実験を行うのではないかというニュースが聞こえてきたりと何かときな臭い中南海周辺ではありますが、今回はGoogle Earthで遊んでみました。
「Google Earthで中国を行く」、「Google Earthで東シナ海ガス田問題を観る」の続編。今回は軍関連。少し怖いかも。
【テクノバーン】(2006/7/25 12:13)中国の寧夏回族(ニンシャー)自治区に中印国境を模した巨大な立体模型が存在することがGoogleEarthの利用者が見つけ、GoogleEarthコミュニティーグループの間で話題となっている。
GoogleEarth の利用者が見つけた中印国境の巨大な立体模型は縦680メートル、横900メートルにも及ぶ巨大なもので、中印国境の広大なチベット山岳地帯がそのまま立体模型として再現されている(正確な位置は、北緯38°15'56.35"、東経105°57'6.12")。
コミュニティーグループの間では中国軍が中印国境を偵察するパイロットの訓練用に立体模型を製作したのではないか、といった推論がなされているが、今のところ膨大な労力と資金がかかるであろうこのようなの中印国境の巨大な立体模型を中国がなぜ製作したのかは不明だ。
(後略)
technologynews「 GoogleEarthが捉えた中国の不思議な軍事基地?中国が中印国境の精密で巨大な立体模型を製作」
これがその巨大模型の映像。Google Earthをお持ちの方は「38°15'56.35"N 105°57'6.12"E」を貼り付ければ当該地区へ飛びます。

模している中印国境地帯は大体「34°34'59.55"N 80°0'8.79"E」辺りで、インドとの間でもめているカシミールの西方付近。

判別しにくいですが湖の形を比べると、なるほど当該地域であることがわかります。
次はもっと鮮やかにわかるものを。
【テクノバーン】(2006/8/25 13:15)先月、GoogleEarthのコミュニティーグループの間で中国の寧夏回族(ニンシャー)自治区に中印国境を模した巨大な立体模型が存在することが話題となっていることを伝えた。
このGoogleEarthのコミュニティーグループで間で再び、中国の不可思議な地形が話題となっている。北緯40°22'36.11"、東経99° 53'15.16"にある飛行場のような地形(画像右)に関してだ。一見すると飛行場のように見えるが、実はこの地形は北緯24°15'50.01"、東経120°37'49.16"にある台湾の飛行場(画像左)と方角、大きさの全てが完全に一致するのである。
(後略)
technologynews「GoogleEarthが捉えた中国の不思議な軍事基地、中国が台湾侵攻を準備?」
早速、見比べてみます。まず中国の怪しい地形。

「40°22'36.11"N 99°53'15.16"E」
この地点から少し高度を上げるとすぐ西側に飛行場が見えますが、これは甘粛省の丁新空軍基地(Dingxin AFB)です。戦闘機が駐機している様子が見て取れます。恐るべしGoogke Earth。
次に台湾の空港を。

清泉崗空軍基地「24°15'50.01"N 120°37'49.16"E」
そのまんまですね。これは、台湾中西部にある清泉崗空軍基地です。
In May 1999 it was reported that China had built a replica of Ching Chuan Kang AB at a site near Dingxin airport in the northwest province of Gansu, presumably to train units assigned to attack the Taiwanese facility in the event of conflict.
GlobalSecurity.org 「Ching Chuan Kang Air Base」
1999年に甘粛省にこの空軍基地のレプリカが作られたとの報告がなされていたようですが、それを世界中の目の前に晒してしまったということのようです。やはりGoogke Earth恐るべしですね。
ちなみに空軍基地の滑走路の北側にあるのはゴルフ場です。すんげーところに作ったものですね。
その他、色々と。

深センのミンスク空母ワールド(明思克航母世界)に展示されている軽空母ミンスク
「22°33'12.98"N 114°14'12.63"E」

大連のドックで修復作業中(?)の空母ワリャーク(瓦良格)
「38°56'28.58"N 121°38'39.22"E」
「中国、航空母艦保有か?!」

旅順港内の海軍のマーク
「38°48'15.19"N 121°14'23.94"E 」
岸壁沿いを眺めるとたくさんの軍艦を見ることができます。

その旅順港に戻る途中であろう潜水艦
「38°43'14.98"N 121°15'24.03"E」

青島海軍基地:潜水艦とかいっぱい
Google Earth Community「Qingdao Naval Base」よりkmzファイルをダウンロード

酒泉ロケット発射場
このすぐ南にもう使われていない2つの発射台跡が見え、更に南には稼動中と思われる発射場も見える。というか付近一帯に怪しい建造物が沢山ある。
「41°18'31.54"N 100°19'00.15"E」
きりが無いのでこのあたりでおしまい。
- 関連記事
- 「Google Earthで中国を行く」
- 「Google Earthで東シナ海ガス田問題を観る」
- 参考
- Google Earth Community「Military Collections Compendium(06 Aug 2006)」
- Google Earth 観光案内「特設ページ:中華人民共和国」
- 色々言いたいことあります「改定版中国の弾道ミサイル基地」


