その星は北朝鮮?

2006年10月22日

まずは、北京で囁かれている小話。中国ジョーク。

Q「国民党は打倒したか?」
A「台湾から大陸に戻り、合併企業などの董事長(会長)になっています」

Q「帝国主義は駆逐したか?」
A「投資をするため財布を抱えて再来しています」

Q「資本家は打倒したか?」
A「入党しました」

Q「人民は牛馬のような労働から解放されたか?」
A「失業して労働する必要すらなくなりました」

Q「婦女子は解放されたか?」
A「売春婦などの小姐(シアオジェ)になりました。

Q「地主階級はまだ生き残っているのか?」
A「不動産屋と名前を変えました」

Q「腐敗官僚は粛清したか?」
A「党中央に栄転しました」

新潮社『Foresight』2月号84ページ

下記の写真は今年の国慶節の連休中に撮られた国慶節を祝う看板の写真です。おかしな点が1箇所あるのにお気づきでしょうか。

china0106.jpg

本来、中華人民共和国の国旗は、大きな星が1つに小さな星が4つの計5つで「五星紅旗」と言います。ところが上記写真では星が6つある「六星紅旗」となっています。小さな星が1つ多いのです。

Wikipediaによると5つの星には次のような意味があるとあります。

大きな星は中国共産党の指導力を、4つの小さな星はそれぞれ労働者・農民・中産階級・愛国的資本家の4つの階級を表わす。 また、別の意味として、大きな星は漢族と、4つの小さな星はそれぞれ満州族・蒙古族・チベット族・ウイグル族をあらわすとされる。
Wikipedia「中華人民共和国の国旗

では6つ目の星は何を表しているのか?ということで中国の某ブログで以下のようなコメントが。

  • 「これは浙江か?」
  • 「6つ目の星は資本家だ」
  • 「いや、違うぞ単なる資本家ではなく、”大資本家”がより正しい」
  • 「”大資本家”はもっと大きい星に近くてはいけません。他意はないですよ他意は( ゚∀゚)アハ」
  • 「誰だ!浙江だと言っている奴は!浙江は蒋介石の故郷だぞ」
  • 「これはどこの国旗だ?あっ、この地域が独立したんだね!」
銭烈憲要発炎「伝説中的“六星紅旗”

そして、会心のコメント。

  • 「何をそんなに騒いでいるのだ?アメリカの国旗もだんだんと星が増えたじゃないか。我が国も50年あまりを経てようやく1つ増えたわけだ・・」
銭烈憲要発炎「伝説中的“六星紅旗”

それって朝鮮ですか?!北朝鮮のことですか!

星を6つ書いてしまう間違いはよくあるようで、子供用の音楽の教科書の国旗が「六星紅旗」になっていたり、上海の紫華企業有限会社の入り口に2年間も「六星紅旗」だったという話があります。

china0105.jpg
ネタ元
China Digital Times「The "Six Star Red Flag" and blogger's comments

北朝鮮関連とか

ワーワー飛び交っている情報を整理。

以下、20日の13時13分(日本時間:21日03時13分)に行われたアメリカ国務省の定例記者会見でのやり取り。日本語訳は雰囲気訳(笑)

QUESTION: What's your reaction to the wire reports today that Kim Jong-il told the Chinese that he regretted the nuclear tests and wouldn't conduct a second test?
質問:金正日が唐家センに実験は残念だ、2回目の核実験を行わないと言ったみたいだけど?
MR. CASEY: Sorry to hit the mike on you. But I do have a draft of the transcript of what the Secretary said in response to that, which is that she didn't hear anything like that from Mr. Tang when she met with him. So that's what I'll have to go with for you. We certainly haven't heard anything from the Chinese that would indicate that.
ケーシー:おっと、ごめん。マイクが当った。んで、彼女の発言の写しがあるんだけど、そんなことどこにも記されていないよ。つまり、我々は中国側からそのようなことは何も聞いていないつーことね。
US Department of State
Daily Press Briefing
Tom Casey, Deputy Spokesman
Washington, DC
October 20, 2006

21日にモスクワへ向かう機内でのライスとのやり取り。

QUESTION: (前略)And also if you could just clarify, there was a lot of confusion yesterday over what Tang did or did not hear from Kim Jong-il. Did Kim Jong-il say he regretted the test? Did Kim Jong-il tell Tang that he would not test again? Thanks.
質問:(前略)唐家センが金正日から聞いたとされる情報が錯綜しています。金正日は実験を残念に思うと言いましたか?金正日は唐家センに実験を再度行わないと言いましたか?
SECRETARY RICE: Counselor Tang did not tell me that Kim Jong-il either apologized for the test or said that he would not ever test again. So I’ve seen those reports. I don’t know the sourcing, but that is not what Counselor Tang said to me.
ライス国務長官:唐家センは、金正日が謝罪したであるとか二度と実験を行わないなどと言ってない。それらの記事は知っている。どこからそのような話が出てきたのか知らんけど、唐家センはんなこと私には言っていない。
US Department of State
Secretary of State Condoleezza Rice En Route Moscow, Russia
Secretary Condoleezza Rice
En Route Moscow, Russia
October 21, 2006

今のところ、この件に関して中共は反応していないようです。火曜日の外交部定例記者会見では間違いなく質疑が行われるでしょう。

ライスが唐家センの訪朝を高く評価!」などという記事を新華社が速報していたりと、唐家セン訪朝は失敗ではないと先手を打って喧伝していたりと必死です。これに朝日新聞の社説キャッシュ)などが簡単に乗っかってしまったということでしょう。

今となってはどこからどー見ても中国外交、北朝鮮の説得は大失敗でしょ。

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米ソ、もとい。米ロ冷戦勃発の予感。

最近何かと興味を引かれるロシア。EUの各国首脳を前に一人で啖呵を切ったプーチン。豊富な資金と資源を背景に力ずくで南下を行っているロシア。

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日本のエネルギー供給源のほとんどが中東からだとか。日本のエネルギー政策は大丈夫なの?

日本が開発に参加している石油・天然ガス開発計画「サハリン1」をめぐり、事業を主導するエクソン・モービルが中国側と、天然ガスを中国へ全量売却する交渉を始める覚書を交わしたことが21日、分かった。経済産業省は「日本企業が排除されたわけではない」(幹部)としているが、日本企業には買い手がなく、日本がこの天然ガスを獲得する可能性は一段と小さくなった。

サハリン1は国や石油資源開発などの日本企業が計30%を出資。日量25万バーレルの生産を見込む原油は昨年生産を始め、新日石などが購入を決めている。

一方、天然ガスは年間800万トン(液化天然ガス=LNG=換算)の生産を見込む。これは日本の年間LNG輸入量の約1割に当たる。しかし、パイプライン方式で運搬されるため、LNGでの購入を前提にしていた日本の電力、ガス会社などは、新たな設備投資が必要になるとして受け入れに消極的。これまでに日本では購入希望がなく、パイプライン建設も進んでいない。

そこで、エクソンは中国を有力な購入先とみて協議していた。しかし、資源の国家管理を強めるロシア政府の出方や中国との価格交渉など、先行きは不透明だ。【松尾良】

毎日新聞 2006年10月21日 20時57分 (最終更新時間 10月21日 23時02分)
サハリン1:エクソン、天然ガス売却交渉開始で中国と覚書

煽り記事のような気がしないでもないけど、無知なだけに判断できない。

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posted by タソガレ at 23:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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