プーチン様、これからもよろしくね♥

2006年10月29日

下記は28日付『人民日報』の第3面に掲載されていた署名入り記事です。

今年3月に中国で開幕した”ロシアの年”活動の空前の規模でたびたび最高潮に達している。豊富で多彩な人文活動と実務的で広範な経済貿易交流が行われ、中国社会各界で”ロシア熱”が湧き上がっている。現在に至るまでに中ロ関係各方面で200あまりの”ロシアの年”の行事が成功裏のうちに行われている。非常に広範囲に及んでいるので、参与した層のレベルは高く、社会的効果と反応は強く、前代未聞である。

お互いに”国家の年”は、中ロ元首が中ロ関係の長期安定的発展の確保という重大な戦略的政策からなされたもので、中ロ史上初めてのことである。昨年7月、胡錦涛主席がロシアを訪れ、両国元首が正式に「2006年は中国で”ロシアの年”を行い、2007年はロシアで”中国の年”を行う」と宣言した。

中ロ両国は”ロシアの年”を高度に重視し、中央から地方まで、官民、各級部門や地方まで積極的に支持し熱心に参与している。中ロ双方が密接に協力する中で、”ロシアの年”の活動成果は大きく、影響は深く、中ロ友好を宣伝するに至り友好と新任を増進し、実務的協調を推進し、龍谷の戦略的パートナー関係の目的は深化し、両国の政治、経済、科学技術、文化などの各方面で新たな協力領域に新しい活力がもたらされた。

中国の”ロシアの年”が行われるにつてれ、”世代友好、永不為敵”的平和思想は両国にだんだんと深く人々の心を捉えるようになり、中ロ友好の社会的基盤は不断で強固となった。ロシア文化祭、ロシア高等教育展、ロシア科学技術協調高層論壇、”中ロ友好之旅”、”モスクワ週間”、”ペテルスブルグ週間”などの一連の五色あでやかな活動を通じて、中国人民はロシアの燦然とした文化に接することができ、ロシアの悠久の歴史と発展した現状とを一層深く知ることができた。ロシア連邦は、地方の特徴と特性を各類推会で突出させ、11月上旬に北京のロシア国家展と”中ロ投資促進週間”が行われ、中ロの巨大協調項目が動き、中ロ経済貿易協調の取得実効が促進される。中ロの青年の間に広がった青年友好論壇において、小中学生の夏季キャンプや青少年運動会などの活動を行い、生き生きで多様で、未来に着眼した若い世代の友好感情を育んだ、

中ロの”国家の年”活動は、両国人民の友好感情を増進し、また国際上の国家間の和睦関係を樹立し、お互いに利益ある双贏、共同繁栄の良好な模範となった。中国とロシアはお互いに裁断の隣国であり重要な戦略的パートナーで、両国人民の伝統的友好の源は古くて長い。双方は、歴史伝統やイデオロギー、社会制度などの方面において多くの違いがあるが、両国は相互に尊重し、平等に相対し、互諒互譲の原則に基づき問題を解決し、お互い相手に関心を寄せている。双方による長年の共同努力を通じて、両国関係はまさに全面で、素早く、深く発展し、歴史上最良の水準に達している。政治的信頼は相互に絶えず深まり、各領域における協調は盛んに発展し、重大な問題において相互に支持し、国際社会においても密接な協力関係を保持し、地域と世界平和の促進の為に安定と発展に重要な貢献をしている。双方は、68の友好都市と省州を持ち、500以上の大学が協力関係を結び、来年には去らないロシアにおいて孔子学院が設立される。今年の中ロの通商額は、360億ドルに達することが予想され、再び史上最高額を更新する。このままの速度だと、2010年には両国間の通商額は、600億から800億ドルに達するとの目標を早期に実現することができる。

2006年は、中ロ両国にとって例年とは違うと言われている。双方は両国国交57周年を記念し、中ロ戦略協力パートナー10周年記念、『中ロ善隣友好協調条約』締結5周年記念の年である。”ロシアの年”により一つ証明されたことは、長期の安定親睦友好関係の発展とお互い利益ある協調関係は両国人民の共通の願いであり必然的な選択であった。今年の”ロシアの年”は、中国人民に多彩なロシア、発展したロシアを感じさせ、来年の”中国の年”も同様に円満に必ずや成功する。中ロ両国は、永遠の隣国であり、よいパートナーであり、闊歩し前進するよき友人である。

人民日報「世代友好 共同繁栄(国際論壇)王芳 孫力

要約すると「ロシア万歳!これからもよろしくね」です(笑)

今年は「中国におけるロシアの年」ということで節目節目で様々なイベントが行われてきており、定期的にプーチンに向けてこのようなメッセージを発しています。

しかし、なぜこの時期にこのような署名入り記事を『人民日報』が掲載したのかと訝しく思っていたのですが、24日から27日まで唐家センの訪朝にも同行した戴秉国外務次官がロシア入りしていたと29日になり報じていました。

わざわざ戴秉国の訪露を事後発表したということは、ロシアから何らかのよい反応を得たということなのでしょう。プーチンは、25日に北朝鮮問題に触れて次のように述べていました。

【モスクワ=古川英治】ロシアのプーチン大統領は25日、テレビ番組に出演し、3時間にわたり国民からの質問に答えた。北朝鮮の核問題について大統領は「北朝鮮は安全の保証と核の平和利用の権利を条件に、交渉に戻るとのシグナルを送っている」と述べ、6カ国協議の再開を訴えた。「これまでの交渉ですべての参加国が正しい道を探ったわけではなかった」とも述べ、金融制裁などで圧力を強めた米国を暗に批判した。

日本海に面するナホトカの住民の質問に対し、大統領は北朝鮮の核実験は「受け入れられない」と強調した。そのうえで、6カ国協議の再開に向け、北朝鮮に安全を保証することなどを間接的に提案。「さらに緊張を高めるような状況に北朝鮮を追いつめてはならない」と主張した。 (23:00)

日本経済新聞「ロシア大統領「北朝鮮追いつめるな」・暗に米批判

「ありがとう!プーチン」ということで『人民日報』にロシア絶賛記事を掲載したのかな。勘ぐりすぎ?

国際社会が北朝鮮の核の野望に関する危機解決を望むなら、北朝鮮は核実験に関して追い詰められるべきではない、とプーチン大統領は水曜日に語った。

アジア・太平洋勢力が国連の対北朝鮮制裁の詳細を固めようとしている中で、彼のコメントは出された。北朝鮮政府は水曜日、アメリカ政府の「ダブル・スタンダード」に責任がある、と非難した。

六カ国協議に言及してプーチンは、北朝鮮が核実験をするに到った理由の一つは「交渉の参加国全てが正しいトーンを見付けられなかった」事だ、と言った。

「協議で参加国の一つを決して追い込む事をしてはならないし、緊張を高める以外に脱出方法を見付けられない、というような状況に追い込んではならない」。

(中略)

北朝鮮はアメリカが危機を作った、と非難。

「ダブルスタンダードに基づいた、アメリカの核兵器政策によって、世界は核兵器競争の渦の中に押し込まれている」と北朝鮮労働党の新聞Rodong Sinmum紙が伝えた。同紙は、北朝鮮はその結果として、核兵器開発を続ける以外の選択肢を持たない、とした。

(中略)

ライス国務長官は支持を固めるべく、先週はアジアを歴訪し、中国のトウカセンも北朝鮮で金正日と会談した。

南朝鮮のバン外相は金曜日に訪中予定で、胡錦涛主席とトウカセンんと会談する。その後ロシアとフランスを訪れる。

ボルトン大使は11月上旬にソウルを訪れると予測されている。

(後略)
MosNews:25.10.2006
Russia's Putin Urges Caution in North Korea Nuclear Crisis
(プーチン、北朝鮮の核危機で、注意を迫る)

今日の覚書、集めてみました「今日のロシアの覚書 テロ・ベラルーシ・グルジア

今までロシア(ソ連)と中共が近い時には、日本(アメリカ)との関係は疎遠になり、ロシア(ソ連)との関係が疎遠になると日本(アメリカ)との関係が近くなっていました。日中条約締結時の中ソ関係は最悪で、反日教育花盛りの時期には中ロ関係の修復時期に当っています。

中ロ蜜月関係の現在、対日宥和を進めている胡錦涛。その真意や如何に。金と技術か、それともプーチンのウラーに少々嫌気がさしているのか。

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posted by タソガレ at 23:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
ドイツもそうですね。

臨検はしない、北を追い詰めてはならない、日中友好には反対しない(私も反対しませんし、賛成ですが)、中国は、地域で責任ある大国になり得る。国防相だったと思いますが、その後法則が発動したようで、心配です^^;
Posted by aJAP at 2006年10月31日 04:56
aJAPさん、こんばんは。
ドイツの状況には詳しくないのですが、ロシアの資源外交南下政策に押され気味だとか。
Posted by aki at 2006年10月31日 23:52
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