ワーワー言うな、とにかく日本が悪いんだから安心しろ!

2007年03月19日

安倍さんの訪中以来、特にここ最近は温家宝訪日を控え、中国内における反日報道は全体的に控えめになっています。その影響なのか、デンソー社内から機密データをダウンロードし持ち出した事件で中国人が逮捕されたということは、今のところ大陸メディアは一切報じていなかったりします。香港では報じられているのですが、親中紙『香港文匯報』は日本メディアの報道に拠るのではなく台湾の『中央社』に拠るという不自然にワンクッション入れた報道をしていたりします。

そんな中であっても慰安婦騒動は数多く報じられています。しかし、基本的には外電を引用する形で、自身で論評したような記事は『人民日報』傘下のキチガイ反日新聞『環球時報』や新華社傘下の『国際先駆導報』などに任せて、公式にはそれほど強く煽るような姿勢は見せていません。

『産経新聞』の米下院のマイク・ホンダ氏の献金が中華系反日団体から多く為されているとの報道を「曲解報道」とコケおろし、同じく『産経新聞』の黒田さんの「民族的快感、沸く韓国 米の慰安婦決議案 ホンダ議員、英雄扱い」との記事をも取り上げて「右翼は自分の罪を棚に上げて中韓を貶めることを画策している」などと『人民日報』傘下の『環球時報』が報じております。熱心な『産経』購読者であることが伺えます。

追記
上記の『環球時報』の記事を中国反日情報さんが「日本の右翼が中韓に汚水をぶっかける 中韓が慰安婦問題を大きくしたと非難」で和訳して紹介されています。

これらの反日キチガイ記事を新華社のWEBサイトが転載し配信しているので自身で報じるのと大差ないと言えばそうなのでしょうが、必要以上に煽らない、かといって抑えつけすぎない、という一応の線引きが為されている様が伺えます。

そんな中、新華社傘下の『国際先駆導報』の16日付の論評記事をば。

歴史の細かな点が間違っていないかを重視するが、過度に細かな点を重視するあまり日本人は歴史を真っ当に扱うことができない時がある

日本の右傾化の傾向を有している刊行物『文芸春秋』は2007年の第4号において、日本の昭和天皇の侍従――すでに亡くなっている東京都立大学法学部主任であった小倉庫次の日記――を掲載した。日記の中で昭和天皇が戦局が変化に伴い中国侵略戦争を後悔している談話が記されていて、日本のマスコミ界と学者らに再び天皇の戦争責任に対する論議を誘発した。

何が日本人の歴史観に影響を与えたのか

小倉庫次日記の細かな点だけを見るならば、昭和天皇はこの不義の戦争に巻き込まれざるを得なかったと感じる。昭和天皇が日本の侵略戦争を発動したことに関して責任があるのかないのかは、ずっと日本の内外において大変な争議の的となってきた。

日本人の”縮小意識”が日本人が歴史を扱う視点に影響を与えているとまず指摘しなければならない。かつて『「縮み」志向の日本人』という本の中で、日本人は”深層意識の中に’縮小意識’が存在している”と韓国の学者・李御寧が指摘している。この種の縮小意識は生活習慣において体現しているだけでなく、更に現在の日本人の歴史問題を扱う上での方法にも現れている。例えば日本の右派、政治家は南京大虐殺の死者数などの瑣末なところに出入りし、南京大虐殺の真実性を疑っていたりする。

その他にも、小倉庫次日記の中で示すなら、昭和天皇が中国侵略戦争を発動したことを後悔していること、そして日本敗戦後時に提出した”一億総ざんげ”は、日本の侵略戦争によってアジア人に苦痛を与えたという視点に立ったものではなく、戦争が順調進展することがなく予想した勝利を獲得できなかったという観点からの出されたものだ。

歴史問題解決を妨げる重要な要素

歴史研究に関する話をするなら、細かな間違いがないかを重視するが、過度に瑣末なことに重きを置くあまり日本人は歴史を真っ当に扱えないことがある。日本の安倍晋三本人もこの種の歴史観を持っているようで、かつて『美しい国へ』の中で、”歴史は簡単に善悪の二元論で評価が定まるようなものなのだろうか?これは私の素朴な疑問の一つだ”と指摘している。もしこのような細かなことを重視する歴史観によって日本政府の指導者の思想が形成されているのなら、歴史問題解決に関して非常に重大な障害となることは疑いようがない。

更にひどい者もいて、一部の右翼活動家らは排除せず故意にこの種の歴史の思考習慣を利用して文章を作る。これは最近日本国内の一部の議員が慰安婦の史実と実際とを再調査して細かな点の間違いを弄して歴史の定説を翻そうとしているトリックに見られる。

china0132.jpg歴史問題は、21世紀のアジアが避けては通れない重大な課題だ。冷戦後、地域の一体化は世界的な潮流となりつつあるが、歴史問題はすでにアジアの一体化を妨げる”障害物”となっている。合理的に歴史問題を解決することが日本を含むアジア国家の人民共同の願いだ。しかし、日本人の思考習慣と歴史観は、長い歴史によって形成されたものであるので、その改変が簡単に為されることがないのは明らかだ。

では、どのようにすれば相互理解の基礎の上に歴史問題を合理的に解決する方法を求めればよいのか、これは日本とアジア国家が共に直面している重大な課題である。実際、2006年10月8日に日本首相安倍晋三が訪中した際に発表した中日共同プレス発表の中に、両国は中日共同声明などの3つの政治文書の原則及び歴史を正視し未来志向ということを協議し定め、中日学術界共同歴史研究をスタートさせ、これは問題解解決への大変良い一つの試みである。
(作者:中国社会科学院日本研究所助理研究員・唐永亮)

新華社「評論:看日本人細節决定対錯的歴史観

一番最後の段落とそれまでとが全く整合性が取れていない、取ってつけたように見えるのも瑣末なことに執着しているからなのかな(笑)

「細かいことはともかく日本が悪いことをしたに変わりはない」との論旨が『朝日新聞』や『毎日新聞』などの慰安婦騒動を取り扱う姿勢と酷似しているのも興味深いところです。もうこの線でしか慰安婦騒動、しいては南京虫事件は展開を図れないということなのでしょう。

この記事から、国務院直属の中国社会科学院では南京虫事件の死者数はでっち上げ、慰安婦問題も日本軍、政府による強制性を示す資料はないということは知っていることが伺えます。そして、南京虫事件も慰安婦騒動も日本を貶め頭を押さえつけるためのプロパガンダに過ぎないことを自ら露呈していますし、そのプロパガンダ、自国民に喧伝してきた建前が崩れることに対する危機感も感じます。

「共同歴史研究で事実が明らかになったとしても日本が悪いという大枠は覆ることはないから安心しろ」と。

19日から東京で2回目の歴史共同研究会が開かれることを受けての寄稿なのでしょうね。研究会のメンバー10人中6人を中国社会科学院の人間が占めていますから、何かと批判が行っているのでしょう。この研究会を伝える非常に短い記事の中で、

日本の外相・麻生太郎が会議期間中に中日双方の委員に接見する予定。

人民日報「中日将挙行共同歴史研究第二次会議

などと麻生さんの登場予定に触れているのも「やべーよ、麻生が来るってよ(ザワザワ)」という中共側の雰囲気を感じなくもないです(笑)

この歴史共同研究、当初は政治から歴史認識問題を切り離すためだけの茶番だと思っていたのですが、中共にとってはボディーブローのように少しずつ効いていいるのかも知れません。アメリカで反日中国ロビー活動が活性化しているのも、アメリカの一部議員たちの思惑とも一致しているという部分もあるのでしょうが、「瑣末な事柄」に固執する日本の反撃が効いているからというのも一つの理由ではないでしょうかね。

これからもネチネチと「瑣末な事柄」に拘りつつジャブを放ち続けましょう。

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posted by タソガレ at 23:37 | Comment(4) | TrackBack(0) | 反日侮日媚日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
>小倉庫次日記の細かな点だけを見るならば、昭和天皇はこの不義の戦争に巻き込まれざるを得なかったと感じる。

さすがにこの信憑性に疑問を持つ人が増えてきたのでしょう。↓

田中上奏文
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%C4%C3%E6%BE%E5%C1%D5%CA%B8

それからこちらの大馬鹿新聞ですが、、、
もしかすると、世界が一丸となって反日を煽り、一日も早く共産党を潰す戦略を練っているのかも知れませんw ↓

慰安婦問題 下院非難決議案 NYタイムズ社説、米中韓が“反日連帯”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070307-00000044-san-int

この時期に反日煽るとどういうことになるか、、、いったいこの新聞社(NYT)は、どこの国の傀儡なのでしょうね?w
Posted by a Jap at 2007年03月20日 23:32
「細かい事を重視する日本」ですかw
だったら例え30万人殺されても気にするなよ
毛沢東は8000万人も殺してるんだからw
大体条約を結んだ後で何を言っても無駄だろう
全て過去を水に流す、清算するために条約結ぶんだからw
自分の得点、利益になる事は永遠に言い続け、不利な事は隠蔽、正当性を強弁する
つくづく自己中な民族だな

日本の政治家はこれ位言って欲しいですねw
Posted by take at 2007年03月21日 16:29
> a Japさん。
今回は統一朝鮮の傀儡でしょうね>>NYT
反日できればどこでもいいのでしょう。彼らにとっては反日こそ全てですw

純粋バカほどたちの悪いものはないのでアメリカでの慰安婦を巡る反日攻勢は憂慮すべきことだと思いますが、これが中共本体と連携が取れているのか?ということになると多少怪しい気がしないでもないです。
バックに在米反日中国系団体もいることは間違いないのでしょうが、アメリカで反日世論が広まればOK程度で中共本体は傍観しているという消極的な関与程度ではと思ったり。

今のところ中共本体は、アメリカでの動きが輸入されることを嫌っている節はあります。
外交部の記者会見などで「温家宝は韓国、日本訪問で慰安婦問題を取り上げるのか?」、「日本で温家宝訪日期間が短縮されたと報じられているが、これは慰安婦問題が原因か?」などという質問が飛んでいて、「歴史を直視することを望んでいる」、「温家宝の訪日期間が縮小されたということはない」などと、温家宝訪日などで慰安婦問題にスポットが当たることを嫌っています(これらの質問をどこがしているのか非常に気になるのですが確かめる術はありません)。
また、報道姿勢も日韓対決というようなイメージを持たせようとしているものも散見できます。

しかし、そのような空気を読まずに盧武鉉はこの問題を持ち出すでしょうし温家宝訪日終了後に大陸でも火の手が上がって広がるかも知れません。
4月27日の最高裁での中国人戦時賠償訴訟への判決が一つのきっかけになるかも知れません。
東京で開催されていた共同歴史研究会議では慰安婦問題は取り上げなかったようですが、「3つの政治文書」を尊重することを再確認したとか。

実は気になるのは胡錦涛の御用新聞たる『中国青年報』。
最近ちらほら反日的記事を見ることができて、本日も渡辺恒夫にインタビューを行い、首相の靖国参拝、遊就館批判をおこなった記事を掲載しとります。
http://zqb.cyol.com/content/2007-03/21/content_1706181.htm

『中国青年報』ではありませんが、村山富市がロイターの取材を受けて「ワーワー」言っていたりと、このあたりの老害というか日本国内で外の反日勢力と結託する輩が一番の癌ですね。
http://www.chinadaily.com.cn/world/2007-03/20/content_831613.htm
http://news.xinhuanet.com/world/2007-03/20/content_5870637.htm

眉毛抜くぞ!
お前は毎年神戸に頭を下げに来い!
Posted by タソガレ at 2007年03月21日 22:29
> takeさん。
> つくづく自己中な民族だな
まさにその通りで、例のデンソー事件を反日キチガイ新聞『環球時報』がようやく記事にしたのですが、「日本は彼が軍関係者と接触したなどと妄言す」という論旨でこれを報じております。
機密データを不法にダウンロードし持ち出したという大枠は見事にスルー。
「車のエンジンのデータなど軍事機密でもなんでもない」、「デンソーが軍事転用されるようなものじゃないと言っているのに妄言ばかりだ!」などと瑣末なことにこだわり日本を攻撃しております。
ほんとバカです。病気です。
FBIが中国への情報流出に関して捜査しているというニュースがあったりと何かと過敏になっているのでしょうが、こいつらはほんと反日キチガイです。
このキチガイ記事、時間があれば紹介しようかと思ってはいます・・のです。
Posted by タソガレ at 2007年03月21日 22:38
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