反日国家ばかりを扱っていたので、親日の台湾の話題を少し。嫌い嫌いと言われれば、たいして意識していない相手でも嫌いになるというもの。逆に親しみを込められれば悪い気がしないのは人情。
明治から昭和初期に活躍した3人の土木技術者を描いた映画「民衆のために生きた土木技術者たち(企画:大成建設(株)、制作:(株)日映企画)」がこのほど完成し、近く作品発表上映会がおこなわれる。
この映画は、2001年に制作され、同年度キネマ旬報文化映画部門第一位に選ばれ高い評価を得た「日本の近代土木を築いた人びと」の続編にあたり、卓越した土木技術で民衆に貢献した青山士(あきら)、宮本武之輔、八田與一の献身的な仕事ぶりを描いたものだ。
(以下略)
台湾週報「映画「民衆のために生きた土木技術者たち」が完成」2005年6月29日
台湾では日本統治時代を公正に見つめ、評価するところはしっかり評価し、日本人3人を扱った映画が作られたりしている。しかも続編。同じく日本の統治を受けた韓国とは大きな違い。この違いはどこから来るのか。統治期間の違いか、民族性の違いか、歴史の違いか。
八田與一氏は、確か来年にテレビドラマ化されるという話もあったはず。妻役は、松田聖子。
このような話が聞こえてくると、素直に心地よい気持ちになります。
心地よいついでにもうひとり台湾で「義愛公」として祀られている日本人を紹介しておきます。名前は、森川清治郎。日本人巡査で、嘉義県東石郷副瀬村に神様として祀られています。(画像をクリックで拡大表示されます)
横浜生まれの彼は、1861年(明治30)の37歳の時に台湾に渡り副瀬村に赴任します。当時はまだ、日本支配に対する反発が強かったが、彼は村の為に勤務以外でも尽力し、人望を得るまでになった。
彼が赴任して5年が経った頃、漁業税という重い負担が村に課せられることとなった。決して裕福でなかった村人は、森川巡査に何とかならないかと相談を持ちかけた。彼は、村人の窮状に同情し、東石支庁に税の軽減を訴えるも、逆に村人を扇動していると疑われ、懲戒処分を受ける。支庁と村人との板ばさみとなり、1902年(明治35)4月7日に彼は銃で自殺してしまう。
時は流れ、巡査が亡くなってから約二十年後の一九二三年(大正十二年)、副瀬村の周辺で伝染病が流行した。村民の不安が日増しに高まっていたある日の夜のこと、村長の枕元に制服姿の森川巡査が立ち、忠告したという。
「飲食に注意し、生水や生物を口にしないことだ」
そのとおりに対策を講じると、伝染病は広がらず、村は落ち着きを取り戻した。村民たちは森川巡査に感謝した。椅子に腰掛けている姿の巡査の木像が早速作られ、富安宮にほかの神とともに祀られたのだった。
森川巡査のご神体は疫病を治してくれる霊験あらたかな神様としていまも参拝者が絶えないそうで、あまりの人気ぶりのため、ご神体を貸し出し用にあと二つ作ったのだそうだ。ご神体は彼の故郷、横浜に里帰りしたこともあるという。
『僕の見た「大日本帝国」』(p.120)
上記で引用した本の著者は、このご神体を扉の外に出してもらえないかと頼んだところ、夜の9時を過ぎているにも関わらず村長さんが駆けつけて、森川巡査のご神体を取り出してくれて、集まってきた10名ほどの村人と一緒にご神体を囲んで記念撮影をしたそうです。
突然の闖入者である僕を村人が歓迎してくれたのは、森川巡査という偉大な先人のおかえであることは間違いない。八田與一や新渡戸稲造などの有名な偉人以外にも台湾の発展に尽くし、住民に感謝され続ける日本人がこのように存在していた。
『僕の見た「大日本帝国」』(p.121)
この『僕の見た「大日本帝国」』という本は、著者がかつての日本の痕跡を探して旅した、一風変わった軽い旅行記で面白いです。まだ全部読んでいませんが、韓国では突然罵倒されていたりします。
最後にもうひとつ台湾関連のニュースを。
許世楷・台北駐日経済文化代表処代表は6月29日、東京都内の日本記者クラブで講演し「中国の急速な軍拡は台湾だけでなく、日米をも対象とするものである。台日米はともに中国の脅威に直面している。最近日本の安保問題に対する立場も変化し、日増しに強まる中国の脅威を正視し始めた」と指摘した。
(中略)
許代表はさらに「中国の太平洋進出は米国にとっても脅威であり、台日米はともに中国の脅威に直面している。中国では、急速な経済発展により都市と内陸の貧富の差など深刻な国内問題が生じ、社会不安の要因となっており、政府に対する国民の不満を国内から反らすのに、日本や台湾は格好の対象となっている」と指摘した。また「中国が一党独裁を放棄せず、民主化を実施しないならば、国内に累積する多くの問題を解決することは不可能であり、やがて崩壊の危機に直面するだろう」と述べた。
台湾週報「許世楷・駐日代表が台日米の連動を強調」2005年6月30日
台北駐日経済文化代表処代表とは、駐日大使のような立場の人なのかな?かなり大胆な発言をしているにもかかわらず、全くニュースになっていませんね。尖閣諸島に台湾海軍のフリゲート艦を派遣したことや、売名行為で行った一部台湾議員の靖国神社への抗議運動などは、しっかり報道するのに、このような日本への期待を込めたメッセージは報道されませんね。恐るべし日中記者協定、根性なし日本のマスコミです。そういえば、ダライ・ラマ訪日なんて完全スルーでしたね。
許世楷氏は、東京大学法学博士で氏の著書である『台湾新憲法論』は、現在台湾で進められている憲法議論の主流的な文献となっているようです。
政府の外交姿勢は、台湾重視という姿勢が現れつつありますが、日本のマスコミは全くの無視ですね。極たまに国会議員の媚中派を批判するような論調を出すマスコミもありますが、マスコミ自身が強烈な媚中なのでどうしようもありません。
中共の防波堤としての韓国という存在も重要であるとは思うのですが、それ以上に資源の輸入のほとんどを船舶に頼っている日本にとって台湾は、韓国以上に重要なはずです。しかも韓国のような骨の髄まで染み込んだ反日国家ではなく、台湾は冷静な親日"国家"です。もう少しとり上げてあげてもいいじゃないか!と思ってしまいます。
そもそも李登輝さんが来日するのにいちいち文句を言う中共に気兼ねし、官房長官自らマスコミに自重を訴える。次回の李登輝さんの来日の際には、たかじんの番組に金美齢さんと共に出演していただいて台湾特集をぶち上げて欲しいものです。
李登輝さんの来日には目くじらを立てるが、現役の台湾国策顧問の金美齢さんには何も触れず、おまけに日本のテレビに出演して強烈に中共批判を展開してたりする。中共の言うことなど、何の基準もないし、筋の通った理由もなく、面子にだけこだわった単なるいちゃもんであることがこれを見ただけでもわかります。
台湾は、親日国家パラオと国交があるのですね。
中国の教師用教科書(学習指導要項)
今日の報道2001は面白かった。叩けばほこりが出るのは中国側。ボロボロだった。
ネット上で中国の教科書を閲覧できるサイトがあります(生徒用教科書、教師教学用書)。番組内でとり上げられていた教師用教科書と若干違うのはこれが2004年度版だからかな?出版社が違うからかな?ともあれ「第14課難忘九一八」が番組内でとり上げられていた満州事変に絡めて、日本への憎しみを植えつけろと記述している部分。
南京大虐殺についての部分は「活動課四 写給日本中学生的一封信──南京大屠殺不能忘記!」にある。流し読みだけど、12日間かけて学習させるようです。
今日の朝日の意味わからん記事
【シンガポール=小倉いずみ】シンガポールで中国語(北京語)習得運動の旗振り役であるリー・クアンユー顧問相(81)が学習のコツを伝授するハウツー本「中国語の語学力を保つ −リー・クアンユーの語学学習体験−」が出版され、好調な売れ行きを見せている。リー顧問相は同書で、中国学習の原点が「日本嫌い」にあったことを明かしている。
(中略)
同書によると、顧問相が中国語を始めて学んだのは日本占領下の第2次世界大戦中。日本語の布告を理解するのに漢字を覚える必要があったものの「日本人が嫌いだったので日本語を学びたくなかった」ため、代わりに中国語を選んだという。
(以下略)
朝日新聞3日付朝刊4面「<日本嫌いから習得、告白>中国語ハウツー本 リー顧問相が出版 -シンガポール-」
ん?で、何が言いたいの?日本はシンガポールでも嫌われているということを伝えたかったのか?本の宣伝?
リー・クアンユー顧問相の長男リー・シェンロンは、シンガポールの首相。






お願いがありましてコメントしました。
出版社のものですが
刊行予定の書籍に「森川清治郎」像の写真を
掲載したいと考えております。
つきましてはどのようにして手続きをすればよろしいか
お尋ねしたいので
ご連絡先をお教えいただけませんでしょうか。
お手数ですが何とぞよろしくお願い申し上げます。