「ダンボール肉まんはやらせだった」なんて記事が報じられています。
捏造を行ったとされている”臨時”職員は、現在すでに公安に拘束されているとあります。色々と下種な勘繰りをしたくなる動きです。思わぬ方向へ動き出したようで続報が楽しみでございます。
さて、前回16日に河野洋平が貿易協会会長として曽慶紅と会談したという記事を紹介しましたが、17日には呉邦国と会見しております。呉邦国とは国会議員、衆議院議長・河野洋平として会談を行っております。
- 新華網「呉邦国会見日本客人」
お互い美辞麗句を並べているだけでさして気になる点はないのですが、前回中国側の日中関係を修飾する新たなテンプレとして「長期健康安定発展」を紹介しましたが、河野洋平が早速このテンプレを取り入れているのはさすがと言うべきでしょうか。
河野は、(中略)両国政府、議会及び民間団体などの共同努力を通じて、日本では中国との長期安定友好協力発展を誠実に希望している人が段々と増えてきている(中略)と述べた。
新華網「呉邦国会見日本客人」
さて表題の件。
香港紙『明報』が香港の人口の男女比に絡んだ面白い社説を掲載していたので紹介してみます。
政府統計処は昨日、10年後の香港の人口は857万人に達するとの予想を発表した。しかし、人口増加率の低下、老齢化、多女少男化の三大趨勢は更に悪化するという。我々は三者は互いに関係しあっていると考えており、人口がバランスを失うマイナスの影響を緩和する必要があり、香港と内地の融合という大きな環境の中で考慮しなければならず、例えば香港は「女性が栄え男性が衰退」だが内地は「男性が栄え女性が衰退」というように、香港の女性が内地の紳士に嫁ぐ数字は益々多くなり、このような男女間の交流、両方の陰陽の共済が促進されるので、政府は必要以上に憂慮する必要はない。
政府統計処は、お手伝いさんを除く割合は、昨年香港では女性1,000人に対して男性は971人で、30年後にはその比率は763人にまで低下するという。今年初め「国家人口発展研究戦略課題グループ」が発表した内地の人口構成報告では、2020年までに内地の20歳から45歳までの男性は女性より3,000万人多くなると示していた。
香港の「女性が栄え男性が衰退」と内地の「男性が栄え女性が衰退」は相互に一定の補間作用を果たすことができる。実際、去年と1996年とを比較すると、10年間で内地と香港との結婚数は7倍に急上昇しており、内訳は香港の男性が内地の女性を嫁にとることが大多数を占めているものの、香港の女性が内地の男性の嫁となる人数も昨年は10年前と比べると2.5倍となっている。
内地の経済発展に伴い、両方の生活差は縮小され、双方の融合は日に日に緊密となり、香港の女性が内地に嫁ぐことは普通のこととなると思われる。
政府が関心を持って積極的に改善するに値することは、香港にやってくる新移民が人口構造に対して与えるであろう影響だ。
統計処の推算によると、2006年から2036年までに香港の全体の人口は171万人増加し、人口の自然増加(即ち出生死亡)は49万人で、即ち居住人口は流入人数(即ち流入と流出)が122万となる。言い換えれば、香港は世界で出生率が最低の地域の一つであることとなり、香港の人口の増加は、主に一家団欒のための片道証明書を持って香港にやってくる新移民である。いかにして内地の新移民の量を制御し改変するかが、将来の人口構造に深刻な影響を与えることとなる。
政府は昨日、どのように入境就業や進学や投資の政策を更に開放すべきかの研究を一歩進め、いかにして素質を備えた人物を香港に定住させるかを研究すると発表した。しかし、毎年片道証明書で香港に定住する内地の新移民に比べて、政府が現在実施ている各項目の人材輸入計画が人口構成改変に与えている影響は大きくない。政府は、内地と家庭移民集団計画を改変するよう協議すべきである。毎年5万人以上が一家団欒の為に香港に新移民がやって来ており、香港の人口増加の低下の趨勢を緩和する助けとなってはいるが、人口構造の不均衡と人口の質の上昇との助けにはなっていない。
関連計画を改変できない間にも、政府は積極的に香港の大学で勉強している内地の学生が卒業後香港に留まり仕事し居住するように引き止めるべきで、これは香港の大学が更に内地のエリート学生を引きつけるのに役立つだけでなく、香港の人口構造の均衡問題の解決にも役立つのだ。
明報「人口失衡的真問題與假問題」
「片道証明書(單程通行證)」なんてあるんですね。これは、公安が内地民に対して発行している香港入境書のひとつ。なぜ「片道」かというと、香港に入るだけで再び内地に戻れないから。一応、無制限に発行されているわけではなく、夫婦であるとか身寄りが香港やマカオにしかいない児童であるといった条件が課せられていて1日の発行数も150と定められているようです。それでも1ヶ月で4,500人、1年でおよそ5万5,000人。30年で164万人にもなります。
- 参考
- 維基百科「單程通行證」
恐るべし中共による香港内地化計画です。人口を無尽蔵に抱える中国だからこそできる技。香港だけでなく世界中に輸出していて、その存在感を増しつつあります。ある意味、核兵器より恐ろしい最強最終兵器。
あわせて返還後の香港で行われている「国情教育」という名の香港型愛国主義教育。いくら学力優秀なエリートを内地から引っ張って来ても彼らも本場の愛国主義教育に染まった輩。悪貨は良貨を駆逐する。香港の未来はやはり明るくないようで・・・。
おまけ:アジアカップ
ところで現在、ベトナム、マレーシア、タイ、インドネシアを舞台にサッカーアジアカップが開催されています。日本人の対中感情悪化に大いに貢献した前回大会から3年。いやー、早いものです。
中国も予選を突破し今大会にも参加していて、CCTVが全試合放映しております。このあたりはサッカー好きな人にとってはうらやましいところではないでしょうか。
で、そのCCTVが作製したアジアカップのCMが、日本のテレ朝が作っている「絶対に負けられない」CMに負けず劣らず暑苦しいのですよ(笑)
しかし、残念ながら予選リーグで敗退してしまったようです。
- The AFC Asian Cup 2007 Official Website「グループC」
日本は予選リーグを1位で通過しつつもトーナメント1回戦はオーストラリアと。もし勝利し勝ち進んでも恐らくこれまた強豪サウジアラビアと。3連覇への道のりは優しくないです。がんばれ、日本!






察するに香港の普通選挙を支持する人が自由を訴えている歌だと思うのですが、鎮魂歌に聞こえます。
お通夜のように真っ暗なムードの悲壮感漂う仕上がりになっていますね。
「自由香港よ安らかに眠れ・・・」といった趣です。
コメントも考えさされる内容のものが多いです。
http://www.youtube.com/watch?v=OhebAh3bC70&mode=related&search=
1度トランジットで下りただけで町の空気とか雰囲気などは飛行機の上から眺めただけで実際の香港を知りません。
10年ほど前、内地に留学していた友人が旅行で香港を訪れました。
当時の香港は光り輝いていたようで、コンビニで買い食いしタワーレコードで1日中視聴したりして久しぶりの文明に興奮したと話してくれました。
旅行なので当然内地に戻らないといけないのですが、香港を離れる際、香港のネオンを見つめ涙が出てきたそうです。「またあの内地に戻らないといけないのか」と。
この友人は内地での留学生活を決して否定的に捉えていた訳ではありません。もしろ積極的に謳歌していた方なのですが、そんな彼をしても去りがたく、文明の偉大さを感じさせ、最後に涙を流させるほどの魅力を当時の香港は有していたということです。
ですが返還後10年を経て香港ドルと人民元との価値が逆転してしまったことに象徴されるように、内地が香港を呑み込み、香港は上海や深センといった内地の地方都市となんら変わらない単なる一都市となってしまいました。紹介した記事にあるように香港の女性が内地の男性に嫁ぐなど10年前は考えられなかったことなのかも知れません。
返還された当初から内地化は予想されたことでしょうが、この流れを止めることなどできるはずもなく、このまま香港は呑み込まれ忘れ去られるのでしょう。
今更シンガポールにはなれません。
ほんと、鎮魂歌に聞こえますね。
「昔ね、ここはホンコンと呼ばれ自由で活気ある街だったのだよ」
なんてね。