中国人は「4つ足なら椅子、机以外、2本足なら親族以外なんでも食べる」なんて言われていたりしますが、さすがにゲテモノ喰い広東でも豚のウンコは無理みたい。
下記はお食事中や食後直ぐはキツイかも知れません。ご注意ください。では、10月7日付の『南方都市報』の記事をば。
昨日午後、東莞で一組の夫婦が南城の歩行者天国の近くにある一軒の有名ファーストフード店で食事をしていたところ、粉腸粥を注文し、その大半を食べたころ、豚の腸の壁面におよそ3センチある長い雑草がついているのを発見した。雑草を取り除くと、豚の毛と粉状の物体が出てきた。お客や野次馬によると、出てきた粉状の物体は明らかに豚のウンコで、この店の責任者は”豚の消化物”だと称した。
遭遇:粉腸粥を食べていたら豚のウンコが出てきちゃった
昨日午後2時45分、侯氏と奥さんは東莞の南城莞太路の歩道天国にある某有名飲食店で、双皮乳、えび面と冬菜の粉腸粥を注文し、その後、肉まんと九王千面をテイクアウト用に注文した。楊女史は、双皮乳を食べ終え、侯氏もえび面を食べ終え、お粥を食べ始めた。「私はお粥を何口が飲んだところ、突然豚の腸の内側に雑草を発見した。雑草を取り除いたところ、豚の毛といくつかの豚のウンコが出てきた。私の奥さんは、その場でトイレに行って吐いた」と侯氏は述べ、彼は店側と言い合いをしたが結果は双方が対峙して譲らなかった。
記者は午後3時20分、この店の1階にやって来たとき、侯氏の座るテーブルの上には食べ終えた双皮乳とえび面、茶碗に半分冬菜の粉豚粥が残っていた。粥の中にはいくつかの豚の腸があって、侯氏は箸でその中の3センチほどの一面に小さく灰色の毛と粉状の物体がついている豚の腸を摘み出した。記者は、茶碗の中にある殆どの豚の腸は切り刻まれているが、一塊の豚の腸は管状で切り開かれておらず、その両端には少し粉状の物体を見ることができた。26歳の楊女史の座っていた両隣の子供の話によると「吐き気がした」という。近づいて覗いたほかのお客は、「人目で豚のウンコと豚の毛だとわかって、この腸は根本的に洗っていないことがわかった」と述べた。
消費者:マネージャーと社長は謝罪すべき
侯氏は直ぐに店の従業員を呼び、この店のブランドマネージャーと社長と会わせるように要求した。「彼らは30分近く過ぎてもマネージャーも探し出すことが出来ずに、社長の電話番号すら出すことが出来なかった。態度は非常に悪く、ずっと私を待たせていた」侯氏は、店は合理的な釈明を一切出さず、彼はただ社長にこの事件を知らせ、店が衛生状況を重視し、今後このような事件が再発しないよう保証を求めるだけだと興奮して話した。「マネージャーと社長に自ら出向いて私に謝罪すべきで、この飲食ブランドは東莞に数多くあるが、もし同じような状況なら、消費者は消費しなくなるだろう」
一方、楊女史は、たくさんの冬菜の粉豚粥を食べ、その後2日間、体の不具合が出ないかと心配になり、すでに吐いた後、今は取材を受けるのは難しいと述べた。侯氏は、店側にこの事件の経緯を記し、楊女子に体の変調が現れれば店側が全責任を負うという証明書を要求した。
店側:検査費用の負担すら免れたい
この店の従業員は、状況を知り直ぐに店の部長に知らせ、彼女達は侯氏に謝罪した。そして侯氏の食事代37元を免除したが、侯氏は決して満足しなかった。ちょうど店にいたという呉という責任者は、厨房内は清潔でなく、豚の腸内の物質は豚の毛と豚の食べた食べ物で、彼は直接侯氏に謝罪し、管理を強化することを保証したという。
「豚が食べた食物が消化され腸内に到達したものは豚のウンコじゃないの?」と記者は直接聞いてみたが、この責任者は直接答えることはなく、仕事量が多すぎて、飲食店では100%の衛生を保証することは難しく、消費者もこれを理解して欲しいと述べた。
「我々は消費者が不潔なものを食べたことを理解していて、心理作用もあります」店側は現在、侯氏が東莞市人民病院で検査を受ける費用を負担する可能性があって、もしこの店から出た細菌類により体の不調を引き起こしたことが明らかに証明されれば、店側は費用を支払うとこの支配人は釈明した。
双方十数分対峙した後、侯氏は店側の社長の謝罪を電話で受け、その場を離れた。
南方都市報「粉腸粥里吃出没洗猪腸」
下記が『南方都市報』の記者が現場に駆けつけて撮影したウンコ付の豚の腸です。クリックで拡大表示されますが、キモイですよ。
店側のありえない対応に今更ながら驚かされますが、事件発生からわずか30分ほどで現場に駆けつける記者のフットワークの軽さとネットワークにも驚かされます。
記事の最後に「情報提供者:侯氏、情報提供料:100元」とあります。これが、抜群のフットワークを発揮し豚のウンコ入り写真まで押さえることができたカラクリでしょうかね。
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私も驚きました。
>豚のウンコ入り写真まで押さえることができた
もしかして「五輪直前悪徳商売追放キャンペーン」の一環のやらせ記事なんじゃないのか?と思ってしまうぐらい、スピーディー。
でも、「中国の食の安全は危機的状況」っていうのは、事実でしょうね。中国人が日本で取材本を出版するぐらいですから。
その一方で、中国メディアの信憑性はどの程度確かなのか?と最近疑っています。
タソガレさんにご紹介いただいた、「実験レポート」(下)を読んでふと思ったのですが、
↓
中国名産 ダンボール入り肉まん を 食う
http://www.tanteifile.com/diary/2007/07/14_01/index.html
↑
実験者は、「劇薬」を使用するというので完全武装でダンボールに挑み、中和の為にミツカン酢を飲む念の入れようですが、例の肉まん屋のおっさんは、ラフな出で立ちに「素手」で劇薬に触っていました。「ありえねぇ!」ような気がします。
今回の「ウンコ豚」、面白い事件(失礼)ですが、熱いスープに入れて煮込んだら、ウンコ溶け出すんじゃないか?というのが一点。
メディアが駆けつけて激写するまで問題の店が大人しくしていたのかよ?というのがもう一点、メディアが駆けつけるのが早すぎるよ!というのがもう一点です。
食品も信用できなければ、メディアも信用できない…
何となくそんな気分がする今日この頃です。私は最近、「スクープ記事」は、少し割り引いて読むことにしました。
記事を紹介していながら言うのもなんですが「やらせか?」と私も疑っていたりします。
ただ、ダンボール肉まん以降、この手の報道は、たとえ怖いもの知らずの『南方都市報』といえどもそう簡単に出来るものではないとも思っています。普段から恨みを買っているでしょうから、へたすりゃ廃刊に追い込まれる可能性もありますし。
今回の事件、大陸では写真入で大々的に方々に転載され、翌日には香港紙の殆どが取り上げてもいました。
各掲示板も炎上しているようですし、捏造であれば当局が動くんじゃないですかね。
つーか、こういう場合、向こうは食品局とか衛生局とか出てこないのですかね。
「当局は何をしている!国慶節で休んでいる場合じゃないぞ!」なんて書き込みが散見できます(笑)