表題の件に入る前に少し。イギリス安全局がイギリス内の300以上の企業に中国ハッカーに警戒せよとの内部文書を配布したりと最近イギリスで中国叩きがかしましいです。
ロールス・ロイスやロイヤルダッチシェルなども中国からのハッカー攻撃に遭い、ロイヤルダッチシェルでは、社内の中国籍従業員からなるスパイグループを摘発したなどと報じています。くわばら、くわばら。
- 明報「中國K客入侵勞斯莱斯」
で、表題の件。
江蘇省衛生庁が鳥インフルエンザに感染し死亡した案件の診断によると、死者は24歳の陸という男子で、先月24日に発熱などの兆候が現れ、今月2日に死亡したという。死者は生前、病死した鳥などに接触したという記録は一切ないが、省の衛生庁は彼がどこで感染したのか、感染経路など伝染病学の資料の説明は行わなかった。
衛生署、検査の回答未だなし
鳥インフルエンザに感染した患者は、今月24日に発熱し、悪寒などの症状があり、3日後に「左下肺炎」と診断され入院し、12月2日(日曜日)に死亡した。江蘇省疾病予防コントロールセンターは、患者が死亡する前日に気管の検査を行ったところ、鳥インフルエンザH5N1の陽性反応を示し、翌日再び患者の気管の粘膜を検査したところ、H5N1と最終診断した。これは内地で今年になり4番目の人に鳥インフルエンザが感染した案件だ。
南京の江蘇省人民病院伝染病科の張という従業員は、本紙の取材に対し、死者はこの病院に入院し、最後に死亡したということを実証した。彼が知っているところによると、死者は生前、病死した鳥などには一切接触していなかったが、人から彼に感染したのかどうかは判別できないという。この病院ではすでに60人以上の死者を観察してきたが、今までのものとは状況が異なるという。江蘇省牧畜獣医局の責任者は、江蘇省では現在、家畜の鳥インフルエンザの感染は発生していないと述べた。
立法会医学会議員・郭家麒は、中国香港マカオの三地域には鳥インフルエンザ通報システムがあるが、内地は衛生署に対して患者の感染資料を提供しなければ通報システムは名ばかりとなると述べた。患者は生前、病死した鳥などと一切接触がなく、ウイルスが変種し動物を媒介することなく人から人へ感染するようになったのではないかと憂慮させる。もし衛生署に資料を提供しないなら、江蘇省から香港にやってくる旅行者で発熱の兆候のある者は、香港衛生部門は彼らを隔離するという決定を下しにくい、と郭家麒は先週の衛生事務委員会の会議の席上で発言した。
WHO、憂慮す
新任のWHO在中代表・韓卓升は、患者のいた地方では未だに鳥インフルエンザの感染例がなく、事件は中国が強制的にコントロールしていることを示しているのではないか心配だと述べた。
食品衛生局スポークスマンは、香港は江蘇から輸入している冷凍水産品や冷凍家畜はなく、この先ニワトリの輸入量を増やすということもないと適当な時期に公布すると述べた。
衛生署はすでに、水上運送業者、航空会社に江蘇省から香港にやってくる旅行者に対して健康カードを配布し健康を放送で呼びかけるよう要請している。
香港大学感染伝染病センター副総監・何[耳兒]良は、市民は冬季、内地や鳥インフルエンザの活発な東南アジアの国々へいく場合は、十分衛生に注意し、常に手洗いを行うことを奨めている。
明報「江蘇H5N1奪命 死者無接觸死禽」
家畜と接触がない感染死亡例にも関わらず、その感染ルートなど感染状況について「分からない」ということも含めて情報が一切もたらされていないようです。
このような隠蔽体質と内地当局への不信感から、新種ウイルスが出現したのか、それとも従来のウイルス感染ではあるが付近一帯ですでに大規模な感染が発生しているのではないか、などと憶測が飛んでいるわけです。
ちなみに現在まで中国では、人に感染した鳥インフルエンザは26例報告されており、そのうち17人が死亡しているようです。
- 明報「世衛關注江蘇禽流感個案」
なんか大挙して日本の大臣が中国を訪れ、さまざまな協力を行うことを約してきたようですが、それらが正常に機能するような監視体制の構築をきちっと要請しないとなぁ(棒
中央政府とではなく、地方政府と直接やり取りした方がまだましじゃないかな。温家宝でさえ村レベルが手玉に取るように国でっせ。
- 世界日報「首相のエイズ村訪問、やらせか―中国河南省」
似たような件で、先日温家宝が仰々しく発表した月探査衛星「嫦娥一号」が撮影した写真を巡って騒動が起こっています。これ、ちょっと面白ので次回にでもまとめてみます。






China defends space program as peaceful - Yahoo! News
http://news.yahoo.com/s/nm/20071204/sc_nm/china_space_dc
Chen Qiufaとかいう副長官が公式サイトで色々と弁明しているようで。
o 支那宇宙開発はピースフル
o 予算はNASAの1/10
o 嫦娥はかぐやの1/4
o 月面写真は17,000人が4年働いた成果
突っ込みどころ満載で、もう面倒臭いんですけど。
o アメの衛星破壊してデブリw
o 軍事費と同じ減価工作乙w
o 村1つぶっ飛ばしても賠償しないもんねw
とくに。嫦娥に$189 millionしか使ってないらしいけど。
o 17,000人x4年の給料は?w
1人10万円/年としても、それだけで68億円w
ちなみに。NASAの年間予算はざっくり180億ドル2兆円くらい。
Life in the Time of SARS
http://tubech.com/test/read.cgi/q9ewEus8ZFM/tag/SARS/l50
> China defends space program as peaceful - Yahoo! News
> http://news.yahoo.com/s/nm/20071204/sc_nm/china_space_dc
まさにその発言がオチのエントリをばw
数日前に欧陽自遠という中国科学院の科学者が「Google moonパクリ」疑惑を鮮やかに否定して見せたのですが、その論理を中国国内を含む世界中の天文ファンらから総ツッコミされているのですね。
にも関わらず、追い討ちをかけるかのように同じ論理を今回の月プロジェクトのトップらもCCTVのカメラの前で展開したんですね。それが紹介くださった記事。
「Chen Qiufa」とは、国防科学工学委員会副主任の陳求発のことですね。
いやー、リアルタイムで一連の動きを目撃し、面白すぎるので今までの動きを一旦まとめておこうかと。
今後も動きがありそうですよ。
今回の騒動の背景には当局への不信感もあるのでしょうが、ちょうど時を同じくして「華南虎」を巡る騒動が起こっていたことと無関係ではなさそうです。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/071023/chn0710232013002-n1.htm
これもかなり不自然な写真ですよよねー。
こちらも中国科学院植物所や陝西省の林業庁の人間が出てきたりとネットを飛び出して真贋論争が実に華やかに行われていたのですが、12月2日に遂に偽物であるとの診断が下されたばかり。
これに味をしめた中国内の網友らが「嫦娥一号」の写真に襲い掛かっているのでしょうかね。
だからこそ「ネット上の噂にすぎん」と捨て置くことができず、えらいさんがわざわざ出てきて「噂」を否定したということのようです。
でもその否定がトンチンカンだったようで火に油を注ぐ形になっているようです。
> aJapさん。
実はSARS騒動の極初期に北京にいたのは内緒。
更に現地で発熱したことは極秘。
日本帰国時にカードに何も記載しなかったことは棺おけまで持っていくつもりw
いや、帰国してしばらくしてからSARS騒動が大規模に報道され始め、あのときの熱は・・・、なんて驚いたことがありました。
こういうのを見ると中共崩壊のきっかけはウイルスじゃないかと思えてきます。