11日付香港紙『香港文匯報』より。
インフルエンザの波は続いていて、昨日更に9つの校舎でインフルエンザが爆発し、合わせて52人となった。インフルエンザパニックにより、被害が深刻な地域で再びインフルエンザ症状の脳炎での死亡案件が発生した。インフルエンザ症状のあった7歳の男の子、羅浩明は先週木曜日に発熱と咳が出て病院で治療を受けた。その日は家に帰ったが、2日後に意識朦朧となり再び入院し病状が一気に悪化した。衛生防護センターは男の子の病状は危険であると指摘したが、聞くところによると彼の脳幹はすでに死亡していて、親も息子は「すでにいなかった」と率直に述べた。衛生防護センターは、男の子に初歩的なインフルエンザについての検査を行ったところ陰性反応だったが、詳細な結果は更なるテストが必要だと指摘した。この男の子が通っていた小学校でかつてインフルエンザが爆発したため、当局は密接に監察している。
該者は順徳聯誼総会何日東小学午後校2年生の男の子で、先月24日にまず自宅で医者の診察を受け、今月6日になり病院を訪れたとき熱は38.7度で1週間咳が続いており、当時彼の精神状態は正常で、脳炎や肺炎の兆候は全くなかったので即日退院した。3月8日になり、彼が再び病院にやってきたときには意識朦朧としており、病院側は直ぐに入院の手配を行った。その後彼の病状はどんどんと悪化し、更に脳腫瘍と痙攣症状が現れた。衛生防護センターは昨日、男の子を引き継いだとき、脳炎感染のため男の子は危篤状態で必死の治療を行い、人工呼吸器を使わなければいけない状態だと述 べた。しかし聞くところによると男の子の家族は昨日、病院から急に呼び出され、男の子は午前10時ごろ、脳死を告げられたという。
インフルエンザなのかどうか
検査結果を待たねばならない衛生防護センター総監・曾浩輝は昨日記者会見で、初歩的な検査の結果、男の子は甲型、乙型インフルエンザに対して陰性反応だったが、男の子がインフルエンザに感染していないとするには時期尚早で、病院側は引き続きその他の検査を行い彼がインフルエンザウイルスと関連があるかどうかを実証すると述べた。曾浩輝は、現在インフルエンザの流行はすでにピークに達しており、インフルエンザやそのほかのウイルスによっても脳炎を触発する可能性があるが、過去香港での脳炎による死亡案件は多くなく、毎年およそ2例ほどだとも述べた。
曾浩輝は、男の子の通っていた順徳聯誼総会何日東小学校で3月4日に衛生防護センターにインフルエンザに28人の学生、男性17人、女性11人、年齢6歳から12歳が感染したと報告があり、彼らは2月26日から3月7日まで発熱を含め咳、喉の痛みなどといったインフルエンザ症状が見られたと述べた。衛生防護センターは、綿密に学校の状況を監視し、毎日学校に人を派遣するほか、発病した学生に連絡し更に監察していた。学校を休校にするかどうか、曾浩輝は現在のインフルエンザの流行の状況は過去2年間と大差ないが、当局はあらゆる可能性を排除せず事態の発展を注視していると強調した。
通学学校で
28人の学生がインフルエンザに感染衛生署署長・林秉恩は、最近のインフルエンザ感染数は去年の同じ時期と同じ程度で、2005年の数字と比較しても深刻であるとはいえなく、ピーク期間は短いだろうと述べた。彼は、政府は密接に状況を監察しており、しばらく学校が休校しないといけないほどの勢いはなく、幼児センターと老人ホームではすでにしっかりと感染予防を施しており、市民はパニックになる必要はないと述べた。彼は市民に衛生に注意し、児童がもし病気になった場合は学校を休ませ、その他の学生への伝染を防ぐようにと呼び掛けた。先月の区域の耐薬性黄金ブドウ球菌感染例の数字が上昇していることについては、林秉恩は、現在のところインフルエンザのピークと直接の関連を示すものは何もないと述べた。
香港文匯報「流感症状實腦炎7歳童腦幹死亡」
以前「弱気な上海株式市場やら南方が大変」で紹介したように、鳥インフルエンザの感染死亡例が香港に近づきつつあり、また大寒波の後の真夏日でウイルスが活性化するのではないかといった状況と「インフルエンザ検査での陰性反応」、「病状の進行が急激」という要素が重なり、また数日前に3歳の女の子が香港型(H3N2)インフルエンザで亡くなっていたこともあり香港ではパニックになっているようです。
いや、実際の香港の状況はわかりませんが、少なくとも香港各紙を見た限りではパニックになっているように見受けられます。
- 香港文匯報「3月11日:兒童染急性腦炎 24小時可奪命」
- 香港文匯報「3月11日:腦炎和腦膜炎病徴」
- 香港文匯報「3月11日:院舍昨日呈報爆發流感個案 (圖)」
- 香港文匯報「3月11日:7歳學童患腦炎個案事件簿」
- 香港文匯報「3月11日:男童母校 師生規定戴口罩 (圖)」
- 香港文匯報「3月11日:流感逝世女童 疑患隱性疾病 (圖)」
- 明報「3月10日:早前死亡三歳童發現有病變」
- 明報「3月10日:今日有九宗學校流感個案」
- 明報「3月10日:屯門醫院病人染乙型流感」
- 明報「3月10日:鍾南山呼吁香港警タ流感」
- 明報「3月10日:學校流感新個案渉52人」
- 明報「3月10日:七歳男童腦炎腦腫極危殆」
- 明報「3月11日:屯門現流感徴状男童腦死 咳嗽發燒變腦炎 全港醫院須即時呈報」
- 明報「3月11日:男童就讀小學 28人咳嗽發燒」
- 明報「3月11日:9校爆流感 不排除個別停課」
- 明報「3月11日:屯門醫院爆流感 兒科人手減兩成」
- 明報「3月11日:5流感病毒爆發 併發症風險 專家吁勿隨便帶小孩到急症室」
- 明報「3月11日:腦炎男童病逝就讀學校停課 」
- 明報「3月11日:游隼對H5呈陽性反應」
- 明報「3月11日:院舍染流感新搴゚二百人」
- 大公報「3月9日:屯門醫院啓流感緊急應變收效」
- 大公報「3月11日:神秘惡菌侵襲七歳男童命危(圖)」
- 大公報「3月11日:公院探病縮至兩小時」
- 大公報「3月11日:林秉恩: 無停課需要」
- 大公報「3月11日:幼童感染流感易入心或上腦」
- 星島日報「3月11日:七歳童染腦炎瀕死亡」
- 太陽報「3月11日:疑流感併發 七歳童腦死 政府抗疫無能 再害一命」
- 太陽報「3月11日:同校女生亦在屯院留醫」
- H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ! (角川SSC新書)
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